この記事を読んでいるあなたは、下記のようなことお悩みではないでしょうか?
- メルカリで販売するときの送料を安く抑えたいな
- 着払いではどんなことに注意が必要なのだろう?
- 着払いでの出品は初めてだから不安だな
メルカリで出品されている商品の多くは、出品者側が送料を負担する「送料込み」です。
そのため、購入側は着払いの取引に慣れておらず、トラブルになってしまうことが多々あります。
そこで、この記事ではメルカリにおける着払い取引の注意点とトラブルの回避方法について解説していきます。
この記事を参考にすれば、メルカリで安心して着払い取引ができるようになるので、送料の負担を軽減できるようになります。
メルカリで「着払い」の商品を出品する上での注意点
メルカリで着払いの商品を販売するには、
- 「送料込み」の商品に比べて売れにくい
- 購入後にキャンセルの要求が多い
- 受け取りを拒否されることがある
- メルカリ便が着払いに対応していない
の4つの注意点があります。
事前に注意点を理解しておけば対策ができるので、それぞれ解説していきます。
「送料込み」の商品に比べ、売れにくい
メルカリで着払いの商品が売れにくい理由は、
- 相場が送料込みの商品によって形成されているから
- 明確な送料が購入者にはわからないから
の2つがあります。
メルカリで販売されている商品は送料込みがほとんどなので、商品相場は送料込みの商品によって形成されます。
そんな中、着払いの商品を相場通りの価格で販売すれば、購入者の負担額が大きい着払いの商品は当然売れません。
そのため、メルカリで着払いの商品を販売するには、適切な価格設定が求められます。
メルカリの着払いでは、出品者側が配送方法を自由に選択できます。
すると、購入者は明確な送料を把握できない上に、本来よりも大きなサイズで送られてくる可能性があるのです。
送料込みの商品であればこのような問題はないわけなので、着払いの商品を避けるユーザーが多いです。
購入後にキャンセルの申請が多い
着払いの商品を購入した後に、購入者からキャンセルの申請をしてくるケースが多いので注意が必要です。
というのも、購入側が着払いの商品であることを知らずに購入するケースが多いからです。
ただし、この場合はあくまでも購入者の不注意が原因なので、キャンセルに応じる必要がありません。
とはいえ、本来であれば不要なやりとりをしなければならないので、手間がかかってしまいます。
受け取りを拒否されることがある
送料が高い場合などに、配送した商品の受け取りを拒否される可能性があるので、注意が必要です。
受け取りを拒否された商品は運送会社が一時的に預かり、その後配送者のもとに返送されます。
ここで問題なのは、返送時に片道分の送料を配送した側、つまり出品者が支払わなくてはならないことです。
場合によっては、メルカリ運営に問い合わせをすることで、返送時の送料を補填してくれる可能性もあります。
いずれにせよ、商品の受取を拒否されてしまうと、出品者側が不利益を被ることになるので注意しましょう。
メルカリ便が着払いに対応していない
4つ目の注意点は、全国一律料金・匿名配送といったメリットがあるメルカリ便が着払いに対応していないことです。
メルカリでの配送といえば、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便を利用することがほとんどですが、着払いではどちらも利用できません。
そんなメルカリの着払いに対応している配送方法は、
- ゆうパック:日本郵便
- ゆうパケット日本郵便
- 宅急便コンパクト:ヤマト運送
- 宅急便:ヤマト運送
などがあります。
くれぐれも配送方法を間違えないように注意しましょう。
メルカリでの着払いによるトラブル・注意点の対応策
着払いの商品を扱うことによるトラブル・注意点の対応策は、
- 出品金額を相場よりも安くする
- タイトル・商品説明に着払いであることを記載
- 取引相手とメッセージのやり取りをする
の3つです。
出品金額を相場よりも安くする
まずは着払いの商品を売れやすくするために、出品金額を相場よりも少し安くするのがポイントです。
出品金額を相場よりも安くすることで、
- 検索をした時に他の商品よりも安く目立ちやすい
- 購入者の負担額が少ない
といったメリットがあるので、売れやすくなります。
ただし注意して欲しいのが、過度に安くしすぎないことです。
というのも、あまりにも安くしすぎると、せっかく送料がかからない着払いで出品する意味がなくなってしまうからです。
割引する金額の目安としては、配送の出発地点から最も近い到着地域までの送料分程度が良いでしょう。
さらに、出品金額を安くすることで販売手数料も安く抑えられるので、よりお得に取引ができますよ。
タイトル・商品説明に着払いであることを記載
着払いの商品と分かりやすいように、タイトル・商品説明に記載しておくのがおすすめです。
目立ちやすい場所に記載しておけば、購入者も着払いの商品であることに気付きやすくなるので、キャンセル申請や受取拒否といったトラブルを回避できます。
加えて、商品説明欄に配送会社・サイズそれから送料などを記載しておくことで、購入者は安心して購入しやすくなります。
取引相手とメッセージのやり取りをする
着払いの取引は出品者側だけでなく、購入者側も不安が多い取引です。
そのため、お互いに安心して取引できるように、メッセージで細かなやりとりが必要です。
やりとりの例でいえば、
- 着払いの商品であることを了承しているのか?
- どの運送会社の何サイズで送るのか?
- 送料はいくらなのか?
- 希望する受け取り日時
といったものです。
中でも送料は購入者が最も気になることなので、事前に教えてあげれば検討しやすくなります。
さらに、受け取り日時を聞いておけば、受取拒否のリスクを回避できますよ。
もしメルカリの着払いでトラブルになったら?【運営に問い合わせ】
どんなに注意をしていても、思わぬトラブルは発生するものです。
メルカリは、そんなトラブルになってしまった時の対処法として、まずは取引相手との話し合いを推奨しています。
この話し合いの場面では、単に自分の考えを伝えるのではなく、メルカリガイドもしくは利用規約の文面を引用することで、相手が納得してくれやすくなりますよ。
ただし、話し合いをしても収拾がつかない場合には、メルカリ運営に相談するようにしましょう。
メルカリの発送方法を選ぶコツはこちらの記事で紹介してます。
まとめ
今回は、メルカリにおける着払い取引の注意点とトラブルの回避方法について解説してきました。
メルカリで着払いの商品を扱うのであれば、今回紹介した4つの注意点を意識するようにしましょう。
また、着払いではトラブルになるケースが多いですが、対策をすれば問題なく取引ができますよ。