「WEBデザインのスキルを習得したいけど、おすすめの本とかってある?」
「WEBデザインの学習はどの本読んでおけば良い?」
「WEBデザインは本で学習するだけで習得できる?」
という疑問がある方向けに、この記事ではWEBデザイン学習におすすめの本を11冊紹介します。
WEBデザインスキルを習得できれば、WEBサイト制作やランディングページ制作など、WEB上のデザインが必要な領域で仕事を行えるようになります。
スキルのあるWEBデザイナーの数はまだまだ少ないので、今から学習を初めても、十分稼げます。
WEBデザイナーの仕事で必要な「デザイン基礎」「WEBデザイン基礎」「WEB制作」「マーケティング」という4つのスキル別におすすめの本を紹介しています。
自分のスキルで不足する部分を補う形で、本を活用して学習してみてください。
記事後半では、WEBデザインスキルを本で学習する方が、必ず知っておくべき注意点を3つ解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
WEBデザイン学習おすすめ本11選
では早速紹介すると、WEBデザイン学習におすすめの本は以下の11冊です。
- なるほどデザイン
- ノンデザイナーズ・デザインブック
- けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本
- いちばんよくわかるWEBデザインの基本きちんと入門
- WEBデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すでに使えるアイデア集
- コンバージョンを上げるWEBデザイン改善集
- 1冊ですべて身につくHTML&CSSとWEBデザイン入門講座
- スラスラわかるHTML&CSSのきほん
- 沈黙のWEBマーケティング
- 沈黙のWEBライティング
- デザインノート
この11冊は、多くのWEBデザイナーの方が学習で使用しており、WEBデザイナーの方に「おすすめ本」を聞いた時、この11冊のどれかが必ず教えてもらうほど有名な本ばかりです。
WEBデザイナーに必要なスキル別に分けて、おすすめ本を解説するので、自分に不足するスキルの本を活用してみてください。
WEBデザイン学習おすすめ本【デザイン基礎】
WEBデザインの学習を始める前に、そもそものデザインとは何なのかを理解する必要があります。
そこで、WEBデザイン以外にも共通する、人が美しいと感じ心が動かされるデザイン、見やすく頭にスッと入るデザインの基礎が学べる本を3冊紹介します。
1:なるほどデザイン
「なるほどデザイン」は、WEBデザイン以外にも看板やポスター、チラシなどデザイン作成に必要な知識を習得できる本で、非常に有名です。
どうやってデザインを作成していけば良いのかを、考え方の部分から分かりやすく解説しているので、デザインについて何の知識もない初心者の方でも、この本だけでデザインの基礎部分は十分理解することができるでしょう。
2:ノンデザイナーズ・デザインブック
次に「ノンデザイナーズ・デザインブック」は、昔からあるデザインの基本知識を学べる教科書的な存在の本で、WEBデザインスクールでも読むことを推奨していることが多いです。
デザインの基本4原則を知ることができ、初心者でも読みやすいデザイン、伝わるデザインを作成できるようになります。
流行りのデザインテクニックではなく、月日が経っても変わらないデザインの基本を知ることができるので、初心者は目を通しておきたい一冊です。
3:けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本
続いて「けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本」は、余白の重要性に特化して解説している良書で、初心者の内にこの本を読んでおくことで、WEBデザイナーとして一歩先のレベルに行けるはずです。
デザインは情報をたくさん詰め込んだり、派手な装飾を行うことが重要なのではなく、見やすく分かりやすいデザインということが重要です。
WEBデザインの経験を積んでから、情報をあえて減らして余白を意識するデザインを作成するのは難しいので、なるべく初心者の内にこの本で余白の大切さを学んでおきましょう。
WEBデザイン学習おすすめ本【WEBデザイン基礎】
デザインの基礎を理解した方は、WEBデザインの基礎を学んでいきましょう。
紙媒体とWEBでは求められるデザインが若干変わります。
なので、WEBデザイナーを目指す方は、以下の3冊の本を参考にして、WEBデザインに必要な知識や考え方を学んでいきましょう。
4:いちばんよくわかるWEBデザインの基本きちんと入門
最初に紹介するのは、「いちばんよくわかるWEBデザインの基本きちんと入門」です。
これからWEBデザインの基本を学習したい方に最適な本で、基本的な配色や写真、レイアウト、タイポグラフィなどの要素をそれぞれ分かりやすく解説しています。
WEBサイトデザインを作成する上で大切な、レスポンシブデザインまで網羅されているので、必要知識が詰め込まれた良書といえるでしょう。
5:WEBデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すでに使えるアイデア集
次に「WEBデザイン良質見本帳」は、名前の通りお手本になるWEBデザインが豊富に紹介されている本で、引き出しを増やして、瞬時に効果的なデザイン案を作成するスキルを身につけることができます。
紹介されているWEBサイトは415点もあり、なぜこの配色で、このフォントなのかといった、デザイン作成者しか知ることができない情報を解説しているので、実際に案件を行う前には目を通して欲しい一冊です。
この本を読めば、全てのデザイン要素に意味があり、適当に決めている訳でなくことが分かり、WEBデザインの奥深さを学ぶことができます。
6:コンバージョンを上げるWEBデザイン改善集
最後に若干マーケティング部分にも関係しますが、「コンバージョンを上げるWEBデザイン改善集」は、商品やサービスが売れるサイトを作るスキルを習得できます。
WEBデザインの仕事は全て何らかの目的を達成するために行うので、基礎を習得した方は、同時にWEBデザインで目的を達成できるよう、この本を参考にしてみてください。
WEBデザイン学習おすすめ本【WEB制作まで】
次にWEBデザイン作成だけでなく、コーディングしてデザインを形にするまでを担当したい方は、WEB制作に必要なHTML/CSSやJavaScriptなどの学習をしていきましょう。
稼げるWEBデザイナーを目指している方は、デザインからコーディングまで学習して、WEBサイト制作を全て担当できるようにしておくことをおすすめします。
7:1冊ですべて身につくHTML&CSSとWEBデザイン入門講座
「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWEBデザイン入門講座」は、Webクリエイターボックスの運営者が執筆した本で、非常に読みやすく分かりやすい良書です。
コーディングを解説した本は、難解で読みづらい場合が多いので、とにかく実務で必要なスキルを分かりやすく学習したい方は、この本を活用してください。
8:スラスラわかるHTML&CSSのきほん
コーディングスキルを分かりやすく習得できる本は「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWEBデザイン入門講座」と「スラスラわかるHTML&CSSのきほん」の2冊を読むことをおすすめします。
コーディングの基本となるHTML&CSSを深く広く解説している本なので、WEBサイト制作に必要な実践的なスキルを身につけることができます。
また、本を読んですぐにアウトプットできるように、WEBサイトから素材をダウンロードして、実際にサイトを制作可能です。
WEBデザイン学習おすすめ本【マーケティングまで】
最後にWEBサイトを制作からその後の運用まで役立つマーケティングの知識を習得できる本を紹介します。
マーケティングまで理解しているWEBデザイナーの方は少なく、集客に繋がるデザイン、売れるデザインを作成できる方は、高単価の仕事を行えるようになります。
9:沈黙のWEBマーケティング
「沈黙のWEBマーケティング」は、マーケティング業界では非常に有名な本で、漫画形式で非常に分かりやすくWEBマーケティングの本質を学ぶことができます。
どうすればユーザーの心を動かすことができるのか?購入に繋げられるのか?といった知識を知りたい方に最適な本です。
コピーライティングについても解説されているので、WEBサイト制作やLP制作に活かすことができます。
10:沈黙のWEBライティング
「沈黙のWEBライティング」はWEBサイトのSEO対策を行うためのライティング方法を解説した本で、どうすれば検索結果の上位にサイトを表示させることができるのかを学ぶことができます。
WEBデザイナーの方がサイトコンテンツを執筆する可能性は低いですが、LPのライティングやサイト情報の書き方まで参考になる内容なので、読んでおくと良いでしょう。
11:デザインノート
最後に「デザインノート」は、最新のトレンドデザインを豊富に紹介している本で「WEBデザイン良質見本帳」が基本的なデザイン要素の理解に役立つとしたらこの本は、流行りのデザインを知ることができます。
最新デザインを紹介しているので、常に最新版を購入するようにしてください。
WEBデザインを本で学習する際の注意点
最後にWEBデザインを本で学習する際の注意点を3つ紹介します。
この記事で紹介した11冊の本は、WEBデザインスキルを独学で習得したい方に最適な本ばかりです。
この11冊の本を読み込んで、内容通りにデザイン作成を行えば、十分実際の案件に対応していくことができるでしょう。
しかし、本で学習してしっかりスキルを習得できる方は少なく、途中で挫折してしまう方が多いので、以下の3つの注意点を頭に入れた上で、本を効果的に活用して学習を進めるようにしてください。
- 読みやすく分かりやすい本を選ぶ
- WEBデザインに必要なスキルを把握しておく
- なるべく読みながら手を動かす
①読みやすく分かりやすい本を選ぶ
まず注意しなければならないのは、読みづらく理解しにくい本を決して選ばないことです。
特に初心者の内は、なるべく読みやすく分かりやすい本を選ぶようにしてください。
ページ数が多く、細かく情報が網羅されている、上級者向けの本を読めば、確かに知識が身についている感覚になります。
しかし、実際に手を動かしてWEBデザインを作成する段階になると、何も手が動かず、知識が身についていないことはよくあります。
初心者が無理に難易度の高い本で学習を初めてしまうと、思ったように学習を進めることができずに、途中で挫折してしまうことになるので、本選びには特に注意しましょう。
この記事で解説した11冊の本は、内容の質が高いにも関わらず、読みやすく人気の高い本なので、迷った方は11冊の中から選ぶことをおすすめします。
②WEBデザインに必要なスキルを把握しておく
次に、本を購入する前の注意点として、WEBデザインに必要なスキルをしっかりと把握しておくことが大切です。
この記事をここまで読んだ方は、WEBデザインの学習に必要な「デザイン基礎」「WEBデザイン基礎」「WEB制作」「マーケティング」のスキルを把握できたはずなので、自分はどこまで学習するべきなのか、計画を立てて学習を初めてください。
解説した通り、WEBデザイン作成までを行うWEBデザイナーを目指している方は、「デザイン基礎」と「WEBデザイン基礎」までの学習で、仕事を行えるようになります。
一方でデザイン作成からコーディングまで担当し、サイトのマーケティングまで行いたい方は「WEB制作」と「マーケティング」まで学習しておくと良いでしょう。
単価高く稼げるのは「マーケティング」まで学習した後者なので、余裕があれば学んでおくことをおすすめします。
③なるべく読みながら手を動かす
最後の注意点は、なるべく読みながら手を動かすことです。
どんな分野の学習を行う場合でも共通しますが、本で学習する場合は、内容が頭に入ったと思って、いざ手を動かそうとしても、学習したはずのことが何も出てこない事態に陥ります。
こうなってしまうのは、本を読んで学習した気になっているだけで、全く身になっていないからです。
本を読んだ時間を無駄にしないためにも、本を読んでインプットした知識は、すぐに実際に手を動かしてアウトプットするようにしましょう。
本当の学習は実際にアウトプットして、知識を形にしている時という気持ちで学習してください。
本を読むインプットの時間は、その後にアウトプットを行うための準備運動と思って取り組んでください。
インプット後すぐにアウトプットする場合と、インプットだけで終わる場合では、知識の定着率に雲泥の差が生まれるので、絶対に本を読むだけで満足しないように注意してください。
まとめ
今回はWEBデザインの学習におすすめの本を10選紹介しました。
「デザイン基礎」「WEBデザイン基礎」「WEB制作」「マーケティング」の4つのスキル別にベストな本を紹介したので、学習したいスキル別に本を選んで、学習を進めてみてください。
記事後半で解説した、本で学習する際の注意点は、非常に重要な内容なので、これから本で学習しようと考えている方は、忘れないようにしてください。
合わせて未経験でもWEBデザインの独学は可能か?の記事もご覧ください。
