オンラインビジネスラボの森です。
皆さんが抱えている疑問に1つ1つ答えていきます。
僕たちは「オンラインビジネスラボ」として、インターネットの仕組みを活用して個人でも仕事を生み出し、収益をあげて副業&独立して豊かな人生を過ごすためのエッセンスをお教えしています。
分からないことは1人で悩まずに質問フォームに回答してくださいね。
さて、今回の質問は直球ど真ん中ですね。
ずばり「稼げるジャンルの見極め方」です。
ブログ書く時のネタ探しだけじゃなく、物販ビジネスやコンテンツビジネス、他のビジネスでもこの視点は大事で、僕も普段、いろんな市場をリサーチしています。
その経験から「稼げるジャンル」の探し方を解説しますね。
稼げるジャンルを探す前に…
まず大枠の部分からいきます。大事なマインドセットを話すので絶対に覚えてほしいのですが、
「商品に惚れるな」
ということです。よくありがちな間違いは「自分が売りたいものを売る」というのがあるあるで、これをするとほとんどがミスります。
自分がこれを売りたい、これが好き、これで自分が変われた。
だから、これを売って世の中に広めたい!と思っても、自分が感じた変化がイコール、世の中に受け入れられるかは分かりません。むしろ、そう感じるのは自分だけということもあります。
なので、事前にリサーチをちゃんと行って、世の中に求められてるかどうかを調べる必要があります。どんなビジネスをするにしても、常にマーケティングの視点が欠かせません。
「社長の仕事はマーケティング」
とはマーケティングの権威であるダン・ケネディの言葉ですが、起業する人も副業に取り組む方も、すべての人が忘れてはいけないマインドセットです。
お客さんに惚れる
商品に惚れるのではなく、お客さんに惚れる。これが大前提です。
今、世の中に何が求められてるのか?人は何を欲しているのか?何が満たされてないのか?をまず考えるのが最初のステップです。
「好きを仕事にする」ことは可能ですが、それが自分だけしか好きじゃないものなら仕事にすることはできません。
たとえば今からブラウン管テレビやポケベルが売れないのと同じで、(一部のニッチなファンには売れるかも知れませんが)、どれだけ優れたものでも市場から求められてるものじゃないとそもそも売れません。
世の中に求められてる=価値がある
ということです。なので、商品そのものに惚れて、「これを広めたい!」と思うのではなく、ちゃんとその商品が世の中から求められていて、需要があるのかどうか?
それを何となくの感覚で判断するのでなく、すべて数字で出して、明確な根拠として出せるようなりましょう。そのやり方もこの記事の中で解説します。
人の悩み=ビジネスのタネ
僕も、あなたも、どんな人であっても、悩みがないという方はいないですよね。「悩みなんてないです!」という人にこれまで出会ったことがありませんが、基本的にはどんな人でも悩みは不安はつきものです。
もちろんその悩みは人によってバラバラで、過去を振り返っても僕自身、いろんな悩みを抱えていました。でも、その時々で解決してきて今があるわけですね。
たとえば、僕が感じたことがある悩みを書いてみます。現在進行系のものもあればもう今は悩んでいないものもありますが、
・視力が悪い
・慢性的な鼻詰まり
・よく旅にいくので英語を話したい
・もっとマーケティングを極めたい
・家族をもっと幸せにしたい
・社員をもっと幸せにしたい
・一緒に仕事できる優秀なスタッフがほしい
・歌がうまくなりたい
・引き締まった体になりたい
・姿勢をよくしたい
・海外移住したい
・薄毛になりたくない
・若々しく美しい肌になりたい
・中年太りしたくない
などなど。ざっとあげてみまたが、これらが僕の悩みとしてあります。よかったらあなたもこんなかたちであげてみてほしいのですが、僕と近い人は同じように考えることも多いと思うんですね。
これらの悩みがビジネスのタネであり、いわば市場のリアルな声なわけで、こうした声を拾い上げてビジネスに繋げていきます。
悩みのない人はいない
今も日々、毎日3,000人以上の赤ちゃんが誕生しています。毎年春になれば学校に進学する人もいます。会社に新しく入社する人もいます。転職する人もいれば起業する人、副業を始める人もいます。
結婚したり、妊娠したり、子育てしたり、引っ越したり、、ライフスタイルの変化に応じて、その時々で悩みは変わっていきます。
自分の当たり前と他人の当たり前は全然別で、自分では普通になにげなくできてることでも、人からしたら「すごい!」になるわけです。
そして、人が感じる悩みを解消できた時、ビジネスになります。起業しよう、副業を始めようと思ったら、まずこの「人の悩み」に敏感になることが大事です。
より根深い悩みは何か?
その悩みですが、すぐに忘れるようなものよりも、より根深い方がニーズが大きいです。先日、あるセミナーでこんな質問してみました。
「この中で視力を回復したい人はどれくらいいますか?」
すると8割くらいの人が手を上げました。次に、
「この中で英語を話したい人はどれくらいいますか?」
今度はほとんどの人が手を上げました。
これが「ニーズ」です。
ある程度の年齢になると視力は落ちていきます。生活が不便になって、僕もコンタクトレンズをつけていますが、もし忘れた日には確実に仕事になりません。というよりあまり前が見えません。(苦笑)
また、グローバルな時代ですから、海外からの訪日旅行客も年々伸びていき、街には外国の方がたくさんいます。これからは英語は必須で、僕の周りの友人たちも子供に英語を習わせています。
大人でも英語を話せるだけで仕事はいくらでもあります。僕も英語を話したくて、昨年は1ヶ月だけですが留学にもいきました。
英語スクールはたくさんありますし、安いものから高いものまで幅広くあります。そして、セミナーでは最後にこんな質問もしました。
「この中でホームランを打ちたい人はどれくらいいますか?」
手が上がったのは1人だけでした。
わかりますか?これがニーズです。どれだけその知識や情報がすごいものでも、求めている人が少なければビジネスになりません。
もしあなたが、月100万円の利益を狙いたいのであれば、月100万円が目指せる市場に入らなければいけません。もし1億円を狙いたいのであれば、1億円が狙える市場に入らなければいけません。(ここ超重要)
結論、根深いニーズがある市場はこれ
ここまでが前置きですが、この根深いニーズがある市場は昔から決まっていて、まず最初はここから入っていくのがいいですね。それがこの6つです。
1,身体的な悩み
(視力回復、筋トレ、育毛、血圧など)
2,お金の悩み
(収入アップ、売上げアップ、投資など)
3,人間関係の悩み
(友人関係、夫婦関係、恋愛、復縁、同性愛など)
4,仕事の悩み
(動画編集、デザイン、コスト削減、マネジメント、求人など)
5,趣味の悩み
(サーフィン、ダーツ、野球、ダンスなどの上達法)
6,心の悩み
(スピリチュアル、占い、自己啓発など)
これらの悩みはどんな人でも抱えていて、かつ根深いです。なので、ブログを書くにしても、コンテンツ販売をするにしても、物販ビジネスや、セミナービジネスをするにしても、まず最初のゼロイチはこのような市場から入っていくのが良いですね。
売れる市場の見つけ方
さて、では具体的にどのようにして売れる商品を見つければいいのか?について解説していきます。これは僕がいつも新しい市場に入る時の参考にしている考え方です。
最初からいきなり商品開発などはしないです。なぜなら商品を作ろうと思ったら資金がたくさんいります。資金をかけて商品を作っても、それが売れるかどうかは誰にも分かりません。答えは市場のみぞ知る、です。
コンビニで見つける方法
でも、事前にある程度、売れる市場かどうかを見極める方法はあります。ヒントはコンビニです。僕はいつもコンビニに売っている雑誌を見ます。
コンビニに置いてる雑誌。今って雑誌は売れないと言われていますが、実は雑誌は雑誌単体だけの利益で運営はできないのです。ではどのようにして会社は運営しているのか?それは雑誌の中の広告です。
雑誌をペラペラとめくると中に広告が出てきますよね。この広告費で雑誌は成り立っているのです。これがとても大事な視点なので覚えていてほしいのですが、
広告が出てる=利益が出てる
という法則があります。なぜ広告を出すのか?それは集客ですね。広告を出して集客して、商品が売れて利益が残る。さらにそれを広告に投資して、また集客して、売れて利益が残る。
これがマーケティングですが、雑誌でも同じことが言えて、広告が出てるということはその広告費以上のリターンがあるからです。
つまり、そこに需要があるということです。なので、参入していきたい市場があったら、その市場でどんな広告が出てるのか?は必ずリサーチしなければいけません。
これは雑誌だけではなくて、インターネットで検索してみるとかも同じです。検索ボリュームがたくさんあるキーワードでずっと広告が出てる商品があったら、それは儲かってるということです。
最も手っ取り早く、わかりやすいのがコンビニの雑誌なので、僕はいつもそれを見ていますが、雑誌が出てる=市場があると考えてもらってOKです。そこにビジネスチャンスがあります。
新聞から見つける方法
今はコンビニだけの話をしましたが、他にもリサーチの方法はあります。繰り返しますが、どんなビジネスをするにしてもリサーチは必須です。ここを面倒くさくなって適当にやってしまったり、直感とか感覚でやるとほぼ確実に外します。
マーケティングありき。リサーチありき。これがビジネスの鉄則なので、面倒がらずに調べましょう。他の方法も解説します。
僕は今も新聞を購読しています。特に日経MJは日経が出してるマーケティング専門誌で、今何が流行ってるのか?が書かれています。月に2,000円くらいだったと思いますが、投資する価値ありなのでおすすめです。
たとえばちょうど2月7日発行の日経MJがあったのでパラパラと見ていましたが、このあたりの記事に目が止まりました。

子供向けのプログラミング市場は年々伸びていて、今から5年で2.3倍になるという統計もあります(コエテコ×船井総研調べ)
プログラミングができる学生は、新卒でも年収1,000万円とかで募集していますし、どの企業も引く手あまたです。
冒頭でも書きましたが、自分が売りたいものを売るのでなく、世の中が求めているものを提供するのがビジネスなので、こうした市場の動きには敏感でいなければいけません。この子供向けのプログラミング市場はまだまだチャンスがあるんだということが分かります。
他にもこんな記事もありました。

現代人はとにかく忙しいと言われますが、ついにここまできたか!という感じですね。「水なし洗髪料」が話題という記事です。
とにかく人は面倒なことをしたくないし、ぱぱっとすぐに変身できるのをほしいと思っています。この記事から何を学べるかと言うと、既存の商品やサービス(もちろんシャンプーだけでなく)で、すでにある機能や、作業などを抜いて、新しいコンセプトを生み出せないか?という視点です。
シャンプーは水やお湯で洗い流すものという固定概念を覆すアイデアで、おもしろいなと思って見ていました。このような発想が自分が今いる市場に応用できないか?考えてみるのもいいですね。
これはコンセプト作りのところでも同じですが、基本、横展開していくんですよね。ゼロから僕は考えないです。むしろゼロから考えても何も思い浮かばないので、すでにある商品から横展開していくのがコツです。(コンセプト作りのところも興味がある人が多ければ解説します。スタンプかメッセージください)
ランキングから見つける方法
他にもAmazonランキングもよくみます。誰もが使うAmazonで今何が売れてるのか?は超大事な視点です。

Amazonはもはや現代人の生活に欠かせないインフラで、僕もかなりの割合でAmazonユーザーです。(そのAmazonですが、表向きは通販会社ですが、実際に大きな利益を生み出してるのはAmazonサーバーでして、実態はサーバー会社なのは知っていましたか?)
その他にも僕はオンラインビジネスを教えているので、同じように教育系だとユーキャンで話題の講座は何か調べたりもします。

他にも、アントレというサイトを見たらフランチャイズで人気のビジネスも見つけられますし、最近はストアカとかユーデミーとか、社会人の学びが人気です。リカレント教育とも言いますが、同様のサービスは他にもたくさんあるので調べておくといいですね。(このリカレント教育市場も近年伸びています。僕たちもここ入っていきます)
ネット以外のリサーチ方法
オンラインビジネスを教えている僕ですが、リアルも大事にしています。インターネットの世界はまだまだ狭くて、僕たちが知らない世界でも大人気になっているものもたくさんあります。
たとえば僕は大きな本屋さんに足を運んで、どんな本が店頭に並んでるかや、どんな人がどんな本を手に取っているかも調べます。
特に今から参入しようと思ってる市場の本は必ず見ます。その本のコーナーで熱心に読んでいる人は見込み客とも言えますし、その市場の第一人者と言われる人の本を買ったり、セミナーに行ったりもします。
そこの会場にいる人を見たり、実際に商品を買ってる人の話を聞けたらなお良しです。一番のホットなお客さんは、ライバルの商品を買ったことがあるお客さんなので、それを肌で感じれたらその後の企画や商品作りにも大きく影響します。
インターネットでちょこちょこ検索してるだけではわからないことが、リアルの世界ではたくさんあるので、リアルも大事にするのが良いですね。
ツールを使ってリサーチする方法
もちろんインターネットも使います。特に前回の記事でも書いたブログの書き方でも解説しましたが、便利なツールはたくさんあるので、活用しましょう。
僕がよく見るのはGoogleのキーワードプランナー、aramakijakeですね。
この詳しい調べ方については、、、もしここも要望があったら解説します。LINEかメールにメッセージください。
まとめ
さて、今回は「稼げるジャンルの見つけ方」について解説しました。ここに書いたのはごく一部で、他にもいろんなやり方がありますが、まずここで解説した情報や、サイトなどはすべてチェックすることをおすすめします。
このようなリサーチ作業が面倒と思う方は、、結果を出すのは難しいかも知れません。それってリサーチを運任せにしてるか、自分の売りたいもの売りたいという考えだと思うので、それだとなかなか難しいです。
自分が売りたいものを売るのはアーティストです。ビジネスマン、起業家は、市場が求めているものを売ります。ここの違いを理解して、自分の思考や視点を固めずに、柔軟な発想を持ちましょう。
その他、質問や聞きたいことなどがあれば、LINEかメールください。それではまた!