「動画編集を副業で始めても、もう稼げないのかな?」
「やっぱり一部の人しか稼げないって聞くよ」
「どうすれば副業でも稼げるの?」
といった悩みや不安について答えていきます。
ここ1〜2年で動画編集者になれば稼げる!脱サラできる!といった投稿がTwitterなどのSNSで頻繁にされるようになりました。
実際にYouTubeやTikTokなどの動画投稿プラットフォームの利用者増加によって、動画編集者の需要は拡大しています。
Twitterでは一部の動画編集で稼いでいるフォロワーの多い方達の投稿だけが拡散されていることが原因で、誰でも簡単に稼げると勘違いして動画編集を始める方が多いです。
しかし、実際に動画編集の学習を始めても稼げることができなかったり、どうしても続けられずに途中で挫折してしまう方が多くいます。
今回は動画編集者が稼げないと言われている理由から、稼げる人と稼げない人の特徴まで徹底的に解説するので、これから動画編集を始めてみようか悩んでいる方や、始めたけど稼ぐことができていない方は最後までご覧ください。
非常に参考になる内容となっているので、全ての動画編集者必見です。
動画編集を副業で始めても稼げないのか?
「今から動画編集を副業で始めても稼げないのか?」
結論は「全く問題なく稼げます」
なぜ稼げると断言できるかと言うと、この記事を書いている私自身、動画編集を独学で始めて、サラリーマンの平均月収を大きく超える金額を稼ぐことができているからです。
また、動画編集の学習を開始してから数ヶ月以内に20万円を超える収入を得ている方も少なくなく、まだまだ可能性がある仕事だと言えます。
こう聞くと「一部の優秀な人しかそんなことはできない!」「嘘をついている!」と考える方がいると思いますが、おそらくそう考えて動画編集を始めない方がたくさんいる限り稼ぎ続けることはできるでしょう。
なぜかと言うと、非常に簡単な話で、市場の動画編集の需要に編集者の数が圧倒的に不足しているからです。
稼げる金額というのは需給の関係で成り立っており、動画編集者が不足していれば、それほど難しい仕事でなくても高単価で仕事を行うことができます。
私自身、頭も良くありませんし決して優秀と呼べる人間ではありません。
なので、これから動画編集者の数が増え、本当に優秀でスキルある編集者が増えた時こそ稼げなくなる可能性があるでしょう。
ですが、それはまだまだ先の話で2021年2月現在全く考える必要はありません。
動画編集の副業が稼げないと言われている理由
なぜ動画編集の副業が稼げないと言われているのか?具体的な理由を紹介します。
- 初期費用が必要
- 参入障壁が低く、ライバルが多い
- 編集者の収入格差が大きい
初期費用が必要
動画編集を仕事として始めるには以下の物を用意する必要があります。
- パソコン
- 動画編集ソフト
- データ保存環境
- 高速通信環境
最低でもこれを用意できなければ、副業だとしても動画編集を仕事として行うことができません。
全て用意すると数十万円の初期費用がかかるので、かけた予算を取り返す金額を稼ぐことができないと言われています。
パソコンもどんな物でも良い訳ではなく、スペックが高く編集ソフトに対応した物でなければ快適に編集作業を行うことができません。
また、動画編集ソフトも無料のソフトでは行える編集に限界があるので、有料のソフトを契約します。
最も多くの方が利用しているAdobe社のCreative Cloudに契約すれば毎月約6000円近いコストがかかります。
仕事を行った動画素材やプロジェクトファイルの保存も編集者の仕事の一つなので、高容量のデータ保存環境が必要になります。
外付けのHDDやSSDを利用することになりますが、これにも数万円かかります。
他にも高速通信環境を整える必要があります。
動画編集では素材のダウンロードやアップロードを頻繁に行うので、通信速度が高速でなければ快適に仕事をすることができません。
こういった初期費用が必要になるのが動画編集者ということです。
参入障壁が低く、ライバルが多い
稼げないと言われている理由の2つ目は、参入障壁が低くライバルが多いからです。
初期費用はかかりますが、既にパソコンや高速通信環境が揃っている方は実際たくさんいて、必要な物さえあればすぐに動画編集を始めることができます。
始めやすくライバルが多いので、動画編集を副業で始めても稼げないと言われています。
編集者の収入格差が大きい
あとで解説しますが、動画編集者の中にはすぐに稼げるようになる方と、稼げない方の収入格差が大きく、簡単には稼げないと言われています。
稼げる方は企業から大型の案件を獲得して、月に数百万の金額を稼ぎ、稼げない方はずっと下請けで低単価の案件しか獲得できず、稼げていませんし収入が安定しません。
どんな仕事でも収入格差が当然あるのですが、動画編集の仕事は特に格差が大きいと言えるでしょう。
動画編集の副業で稼げない人の特徴
動画編集を始めても稼げない人の特徴は以下の通りです。
以下に該当し、変えることができない方は他の副業に挑戦した方が良いかもしれません。
- すぐに稼げると思い込んでいる
- 動画編集や学習にかける時間が圧倒的に少ない
- 完璧主義で学習から抜け出せない
- 営業方法が分からない
- 基本的なビジネスマナーがない
すぐに稼げると思い込んでいる
すぐに稼げると思い込んでいる方は動画編集で稼ぐことができません。
参入障壁が低いので、誰でも稼げるといった情報を鵜呑みにして動画編集を始める方がたくさんいます。
しかし、基本的なスキルを身につけてからも、継続的な営業と学習を続けていかないと稼ぐことはできません。
他の副業でも言えますが、【簡単に・誰でも・すぐに】という仕事を探している方は動画編集以外の方法を探してください。
動画編集や学習にかける時間が圧倒的に少ない
動画編集を始める方のほとんどは、いきなり仕事を辞めて本業として取り組むのではなく、副業からだと思います。
稼げない方の特徴は、副業にかける時間が圧倒的に少なく、学習する時間もゼロという方です。
副業だとしても動画編集にかける時間の優先順位を高めないと、単純に稼ぐことができません。
なぜかというと、動画編集はブログやYouTubeのように自動的に収益が発生する仕組みを作れる仕事ではなく、手を動かして編集作業を行わないと稼ぐことができないからです。
なので、動画編集にかける時間が少なければ仕事をこなせる絶対量が減ってしまい稼げません。
完璧主義で学習から抜け出せない
完璧主義でずっと学習を続けてしまう方も稼げるようになりません。
学習をしてスキルを高めることは大切ですし、スキルが高い方が高単価で仕事をできる可能性があることも事実ですが、それだけでは稼げません。
動画編集はスキルが高い方が稼げるのではなく、仕事を行った方が稼げます。
いつまでも学習だけ行って仕事を行う気がない方は稼げることはできないでしょう。
営業方法が分からない
スキルを身につけたとしても営業方法が分からず、仕事を獲得できずに挫折してしまう方も多いです。
基本的なスキルを身につけた後は、営業方法に注力して、仕事の獲得を最優先に行わなければなりません。
ネットで調べればいくらでも効果的な営業方法を知ることができますし、実践していくことで自然と営業スキルを身につけることができます。
これから動画編集を始める方は編集スキルだけでなく、営業スキルが重要になることを知っておきましょう。
基本的なビジネスマナーがない
基本的なビジネスマナーがない方も長期的に稼ぐことができません。
ビジネスマナーと言っても意識していれば誰でも簡単に行えることです。
- 即レス
- 納期前納品
- 丁寧な仕事
どうでしょうか?特に難しいことはなく、誰でも行えることだと思います。
しかし実際にはこの誰でも行えることをできない編集者の方が多く存在します。
返信には何日もかかり、時には音信不通、納期に平気で遅れる、仕事のケアレスミスが多いなどなど真剣に仕事をしていれば防げることをしていては稼げることは難しいでしょう。
私ならこんな編集者に仕事を任せることはできません。
動画編集の副業で稼げる人の特徴
では反対に動画編集を副業として行い、稼ぐことができている人の特徴を解説します。
これから動画編集を始める方は、以下の特徴に当てはまるように行動してください。
- 長期的に行動できる
- 動画編集にかける時間が多い
- とにかく案件をこなしている
- 営業が上手い
- 基本的なビジネスマナーがある
長期的に行動できる
長期的に考えて行動できる方は動画編集を始めても稼げるようになる可能性が高いです。
すぐに稼げるようになるとは最初から思ってなく、どんな編集者になれば稼いで行けるのか?何に取り組むべきかが見えていれば完璧です。
稼げない編集者が低単価で誰でもできる案件を行っている中、アニメーションやCG編集のスキルを身につけたり、広告動画の制作に特化した方が動画市場が拡大しているから必ず稼げるようになると言った目線です。
動画編集にかける時間が多い
単純に稼げる方は動画編集を本業の仕事以外の時間の最優先に考えており、編集作業やスキル習得にかける以外に時間は一切使いません。
片手間で稼げるとは考えていないので、本気度が違います。
通勤時間も無駄にすることなくYouTubeで編集方法のチュートリアル動画を見たり、営業メールを送ったりしています。
中途半端に始めて稼げるほど簡単な仕事ではないので、副業として始める場合も優先順位を引き上げて本気で行うようにしましょう。
とにかく案件をこなしている
稼げている方は勉強に時間をかけすぎることなく、基本的なスキルを習得したらとにかく案件をこなしています。
仕事に応募しなければ営業スキルも上達しませんし、案件をこなすことでしか実践的なスキルを身につけることはできません。
クラウドソーシングサイトに公開されている案件を見て、7割の編集イメージができる案件は積極的に応募することをおすすめします。
実際に仕事に取り組む際は、分からない編集方法を調べながら行うことが多いので、全て理解していなければ応募していけない訳ではありません。
稼ぎたい方は実際に仕事で手を動かすようにしてください。
営業が上手い
営業が上手い方は動画編集を始めてすぐに稼ぐことができます。
なぜなら仕事さえ獲得できれば編集ディレクターとして、獲得した仕事を別の編集者に依頼して作業してもらうことができるからです。
もちろんある程度動画編集のスキルがないと人に指示を出すことも難しいですが、営業が上手いだけで稼げる可能性は十分あります。
解説した通り、営業方法が分からない方はいくら高い編集スキルを持っていても決して稼ぐことはできません。
動画編集者は是非とも営業スキルの習得に注力することをおすすめします。
基本的なビジネスマナーがある
解説した【即レス・納期前納品・丁寧な仕事】といった基本的なビジネスマナーがある方は、継続的に稼げる可能性があります。
当たり前のことをできるだけでクライアントには気に入られて、継続して依頼されるので、動画編集がライバルが多くても稼げる理由が分かるかと思います。
案件を獲得できた際は、必ず【即レス・納期前納品・丁寧な仕事】を意識して徹底するようにしてください。
今後も継続して稼げるようになるには?
これから動画編集を始めて、今後も継続して稼げるようになるには、解説した稼げる人の特徴に当てはまるように行動していくことです。
継続してスキルの学習や編集時間に時間をかけ、営業スキルも身につけて長期的に伸びる市場で営業を行っていけば稼ぐことは難しくありません。
動画編集を副業で始めても稼げないと言っている方は、結局自分が稼げなかった経験から言っているだけなので、耳を傾ける必要はないです。
実際に稼いでいる人の発言を聞いて、真似できるところは真似して行動してみてください!
当メディアでは動画編集者に必要な情報を分かりやすく解説しているので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。