「スマホで動画編集をしたいけど、おすすめのアプリはどれだろう?」
動画編集初心者であれば、悩みは尽きませんよね。
今回は、おすすめのスマートフォンの動画編集アプリ4つをご紹介。
動画編集アプリでできることや選び方、注意点、クオリティの高い動画を作るコツも合わせて解説します。
この記事を読めば、あなたに合った動画編集アプリが分かり、ハイクオリティな動画に仕上がりますよ!
スマホの動画編集アプリとは?
スマートフォンの動画編集アプリとは、動画に文字や音楽などを入れるアプリのことです。
ひと昔前までは、動画編集はPCで行うのが主流でした。動画をPCに取り込んで、編集ソフトを使っていたのです。
しかし、現在はYouTube動画もスマートフォン一台で作れる時代になりました。
のちほどご紹介する基本スキルを駆使すれば、初心者でも視聴者を惹きつける動画を簡単に作れます。
数えきれないほどリリースされているので、わたしたち一人ひとりのニーズに合った動画編集アプリが見つかります!
スマホの動画編集アプリでできる基本スキル10つ
スマートフォンの動画編集アプリの基本スキルは、次の10つです。
- 動画作成
- トリミング
- 分割
- 速度
- 音量
- 音楽追加
- フィルター
- 文字入れ
- エフェクト
- YouTubeとの連携
基本スキルを知ることで、アプリ選びの基準が分かります。動画編集をするイメージも湧いてきますよ!
動画作成
動画編集アプリを使って素材そのものを撮れます。アプリ内で撮影から編集まで完結できるので、時短にもなります。
トリミング
トリミングとは、動画の不要な部分を取り除くことです。動画の撮り始めや終わりを省けるので、ムダな尺を出さずに済みます。
分割
分割は動画を細切れにすること。いらない動作を省けたり、分割部分のみ速度を変えたりできるのです。
たとえば、1分動画の20秒と30秒部分を分割することで10秒動画ができます。この部分を2倍速にすることで、変化のある動画に仕上がるのです。
速度
速度も変更可能。たとえば、0.5倍速にすることでポイントとなる部分を強調できます。また、早口で話しているように見せたい場合には、2倍、3倍と速くできる優れものです。
音量
音量も変えられます。元の素材音が小さい場合には、大きくすることで話し言葉が視聴者に伝わりやすくなるのです。
音楽追加
動画内に音楽も追加できます。動画のコンセプトに合った音楽を使うことで、メッセージ性のある動画に仕上がるのです。
アプリ内にある音楽はもちろん、iTunesからも取り込めます。録音機能もあるので、アフレコを入れて耳からも楽しめる動画に。
フィルター
7つ目は、フィルターです。動画の見た目を簡単に変えられるので、編集に重宝します。フィルターと一言でいっても、静止画もあれば動きのあるものもあります。
リリースしている動画編集アプリのフィルターはどれも、種類が豊富。お気に入りのフィルターがきっと見つかりますよ!
文字入れ
動画には欠かせない文字入れも可能です。文字の色やフォントの種類は、数え入れないほど多くあります。
ポップな文字からキリっとした文字まで勢ぞろいなので、動画のコンセプトに合った文字を見つけられます。
エフェクト
エフェクトとは、ぼかしやモザイク、トランジションなどの動画に変化を付ける効果のこと。エフェクトを使うことで、簡単にオリジナリティ溢れる動画に仕上がります。
YouTubeとの連携
出来上がった動画はYouTubeに直接アップロードできます。連携されていると、重たい動画を簡単に更新できるので便利です。
動画編集アプリの選び方2つ
動画編集アプリ選びには2つの手順があります。
- コンセプトを明確にする
- 必要な機能のあるものを選ぶ
選び方を知ることで、あなたが本当に求める動画作りができますよ!
どのような動画にしたいかを明確にする
はじめに、どのような動画にしたいかを明確にしましょう。コンセプトをはっきりさせることで、自分にはどのような機能が必要なのかが具体的に見えてきます。
そのためには、紙やメモアプリに箇条書きで思いつくことを挙げてみてください。たとえば、次のようなコンセプトが考えられます。
- VLOG風のおしゃれなデザインを作りたい
- お気に入りの写真も使いたい
書き出すことで、どのようなアプリだったら使いやすいのかが明らかになるのです。
必要な機能のあるアプリを選ぶ
次に、箇条書きした内容から必要な機能のあるアプリを選びます。
たとえば、上記のコンセプトから次のようなアプリが必要だと分かります。
- VLOG風のおしゃれなデザインを作りたい→カフェで流れるような音楽のあるアプリ
- お気に入りの写真も使いたい→動画だけではなく静止画にも対応するアプリ
必要な機能が分かれば、準備オッケー。アプリ選びが簡単にできますよ!
動画編集アプリ選びの注意点3つ
動画編集アプリを選ぶ際に注意したいことは、次の3つです。
- どこまで無料でできるのか
- ロゴを消せるか
- YouTubeに対応しているか
注意点を理解することで、アプリ選びの失敗を防げます。
どこまで無料でできるかを把握する
1つ目は、どの機能まで無料でできるかを把握すること。フィルターやエフェクトなどの種類が豊富なアプリでは、有料会員にならないと使用できないものもあります。
自分の使いたい機能が有料だと分かれば、毎月いくら課金しなければならないかも分かりますね。
ロゴを消せるものがベスト
アプリのロゴを消せるものだと、文字やエフェクトの邪魔をしない見栄えのよい動画に仕上がります。
アプリの中には有料会員しか消せないものもあるので、注意しましょう。
YouTube対応のものを選ぶ
YouTube画像比率16:9のフォーマットがあるアプリを選ぶことで、編集がしやすくなります。
たとえば、2:1のフォーマットで編集するとしましょう。文字をその大きさに合わせて入れるので、実際にYouTubeにアップしたときに文字が見づらくなってしまいます。
初心者でも安心!おすすめのスマホ動画編集アプリ4選
初心者におすすめのスマートフォンの動画編集アプリは、次の4つです。
- Vivavideo
- InShot
- PowerDirector
- iMovie
料金とも相談しながら、お気に入りのアプリを見つけてみましょう!
VivaVideo
VivaVideoは、世界中にユーザーの多い動画編集アプリです。
最大の特徴は、無料で使えるフィルターや文字、エフェクトの種類が豊富なこと。フィルターについては、動きのある特殊フィルターも多くあり無料で使えます。
文字もネオン調のものや動きのあるものなども備わっているので、動画のコンセプトに合った文字を入れられます。吹き出しの中に文字を入れることも可能です。
加えて、音楽や文字、アニメーション付きの動画を自動で作れるテンプレートもあるので、オープニングに使ったり切り替えに使ったりと動画の幅が広がります。
基本的な機能も揃っているので、初心者にぴったりのアプリです!
料金 | iOS版280円/月2,700円/年7,500円/永久 |
特徴 | 無料で使えるフィルターや文字、エフェクトの種類が豊富音楽・文字・アニメーション付きのテンプレあり |
ロゴ消し | 有料会員で可能 |
YouTube | 対応 |
InShot
InShotもVivaVideoに並び、ユーザー数の多い動画編集アプリです。
ポイントは、無料のステッカーが豊富なこと。かわいいものやネオン、モノクロ、手書き風などがあるので、他の動画とデザインがかぶることも少なくなります。
年間の有料会員費も1,400円と安めなので、費用を抑えたい人にももってこいのアプリです!
料金 | iOS版450円/月1,400円/年4,280円/永久 |
特徴 | 無料のステッカーが豊富 |
ロゴ消し | 一度のみ無料、370円で永久に消せる |
YouTube | 対応 |
PowerDirector
PowerDirectorは、写真や動画を多く使いたい人におすすめの動画編集アプリ。
有料会員になると、pixabayやshutterstockからの55万点以上の写真や9万点以上の動画を使えます。アプリ内で素材のテーマを検索できるので、時短にもなります。
写真や動画をたくさん使用して、メッセージ性の強い動画を作成したい人におすすめです!
料金 | iOS版550円/月1,080円/3か月3,800円/年 |
特徴 | 有料会員になると機能が豊富になる |
ロゴ消し | 有料会員で可能 |
YouTube | 対応 |
iMovie
iMovieは、iPhoneにデフォルトで搭載されている動画編集アプリです。
特徴は、シンプルな機能のみが入っていること。VivaVideoやInshotと比べても、フィルター数や文字の装飾なども少なくなります。
しかし、操作しやすいメリットも。iMovieで分割をして残りは他のアプリで編集する方法もいいですね。無料で使えて広告も一切付かないので、初心者におすすめのアプリです!
料金 | 無料 |
特徴 | シンプルな機能のみ、操作しやすい |
ロゴ消し | 元からロゴなし |
YouTube | 非対応 |
ハイクオリティの動画を作るためのコツ4つ
スマートフォンの動画編集アプリでハイクオリティの動画を作るためのコツは、次の4つです。
- 間をカットする
- 文字を大きくする
- トランジションを用いる
- ズームする
話し言葉の間の余白をカットすることで、動画短縮にもつながり視聴者にメッセージが伝わりやすくなります。
さらに、文字を大きめにすることも重要です。上がった動画はスマートフォンで見る場合が多くなります。小さい文字にすると、見づらくなってしまうのです。
トランジションやズームも積極的に活用しましょう。映像の繋ぎに右から左にスライドするような動きを加えれば、パッと目を引く動画が完成します。
アプリだけでなく、おすすめの動画編集ソフトを知りたい方は下記になります。
まとめ
スマートフォンの動画編集アプリを使えば、初心者でもプロ顔負けの動画を作れます。
洗練された動画にするには、最終的にどのような動画にしたいのかを明確にすることが重要です。
基本スキルやコンセプトが分かれば、ふさわしいアプリが見つかります。
皆さんも動画編集アプリを使って、視聴者の記憶に残る動画を作りましょう!