「副業で動画編集をやってみたいんだけど、働きながらでもできるかな?」
2018年1月に厚生労働省が「モデル就業規則」を改正したことで、副業ブームが到来しました。
会社に勤めながら動画編集をやってみたい、と思っているのではないでしょうか?
今回は、副業として動画編集を行うメリットやデメリット、始め方を解説します。
副業で動画編集をするべきかどうかの、良い判断材料となる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
動画編集の副業のメリット3つ
動画編集の副業のメリットは、次の3つです。
- 今後も需要がある
- スキマ時間にPC1台でできる
- すばやくスキルを身に付けられる
メリットを理解することで、実際に副業を始めたときのイメージが湧きやすくなります。
今後も動画編集の需要が増えていく
1つ目は、今後も動画編集の需要が増えていくこと。
2021年現在でも、YouTubeを中心とした動画市場が盛り上がりを見せています。
さらに2023年の動画広告市場規模は、2021年比で130%も拡大していくと予測されています。
この波に乗って収入が上がれば、独立も可能です。
スキマ時間にPC1台でできる
スキマ時間にPC1台でできるお手軽さも魅力のひとつ。
就寝前や通勤中、仕事帰りのカフェでも作業できます。PCを持っていればすぐに取りかかれるので、会社員の方でも始めやすいのです。
スキマ時間が多い仕事に就いている方であれば、とくに動画編集は適しているといえます。
すばやくスキルを身に付けられる
すばやくスキルを身に付けられるメリットもあります。
動画編集では編集ソフトを使って、次の作業をします。
- カット
- 文字入れ
- 効果音 など
これらの基本スキルさえ押さえれば、仕事をこなすスピードも早くなるのです。
一方で、動画編集は覚えることが少ないので、副業としても始めやすいのです。
動画編集の副業のデメリット3つ
動画編集の副業のデメリットは、次の3つです。
- 1本の動画編集に時間がかかる
- 基本スキルは単価が低い
- 納期を守るのが大変
デメリットをあらかじめ知ることで、自分のワークスタイルで続けていけるのかが把握できます。
1本の動画編集に時間がかかる
動画編集は、1本の動画完成に時間がかかるものです。
YouTubeのチャンネル登録者数900万人を超えているHikakinさんも、テレビ番組内で「7分の動画に6時間かけている」と話すほどです。
少しでも時間を見つけて編集しなければならないので、副業に追われている時間が多くなります。単純作業でもあるので、苦痛に感じてしまうこともあるのです。
基本スキルは単価が低い
カットや文字入れなどは、単価が低い傾向にあります。
たとえば、大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」のYouTube動画作成・編集では、基本スキルの案件が多くあります。
プロジェクト形式だと、次のような価格帯です(全187件、2021年4月13日現在)。
- 0円~5,000円以下 64件
- 5,000円以上~10,000円以下 21件
- 10,000円以上~50,000円以下 16件
- 50,000円以上~100,000円以下 28件
- 100,000円以上~300,000円以下 12件
仕事の合間をぬって編集しないと、希望する収入まで達しないこともあります。
納期を守るのが大変
1つの作品を作り上げるのに何時間もかかるので、納期を守るのが大変です。
相手がいるので、自分のペースでゆっくりと編集できません。
残業が多い仕事だと納期に間に合わず、発注者に迷惑をかけてしまうこともあります。
動画編集の始め方
副業で動画編集を始める手順は、次のとおりです。
- 必要なものをそろえる
- スキルを習得する
- 仕事を探す
とくにスキルの学び方で、収入に差が出ます。選択肢はたくさんあるので、あなたに合った方法を選びましょう。
必要なものをそろえる
まずは、動画編集の必須アイテムをそろえます。
アイテムと選ぶ基準は、表のとおりです。
アイテム | 選ぶ基準 |
編集ソフト | 無料か有料か、初心者でも使いやすいか |
PC | ノートパソコンかデスクトップか |
マウス | ショートカット機能の有無、操作性 |
ディスプレイ | モニターの大きさ、疲れにくいか |
詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。
スキルを習得する
次に、動画編集スキルを学びましょう。
方法は、次の2つです。
- 独学
- スクールに通う
それぞれにメリットとデメリットがあります。あなたのワークスタイルに合った方法で、スキルを習得しましょう。
独学
今や、YouTubeや本で動画編集を学べる時代です。
独学のメリットは、次の2つ。
- 費用を抑えられる
- 自分のペースで学べる
本で学習したい方は、書籍代が必要となります。まとまった時間が取れなくても、気軽に学べるのが独学の良いところです。
一方で、次の3つのデメリットもあります。
- 疑問点をすぐに解決できない
- 仲間を見つけづらい
- 効率さに欠ける
独学のデメリットは、疑問点をすぐに解消できないことです。自己流になるので、より正確で効率的な編集方法を習得できないこともあります。
独学は、できるだけお金をかけたくない方や自分のペースで学びたい方、普段から動画編集の情報収集をしている方にオススメです。
スクールに通う
動画需要が増えている中で、大手から小規模なものまで数多くのスクールがあります。利用者の目的にあったものを選べます。
スクールに通うメリットは、次の3つです。
- 最新の情報が手に入る
- 仕事の紹介もある
- 仲間ができる
スクールに通えば、専門の講師から業界のニュースをいち早くキャッチできます。仕事を紹介してくれるスクールであれば、サポートが手厚いといえます。
一方で、次の2つのデメリットも覚えておきましょう。
- 費用が高くなる
- 途中で進路変更しにくい
独学よりも費用がかかってしまい、一度始めたらなかなかやめづらいこともあります。
スクールは、勉強の仕方やどのように仕事を獲得するべきか、不安なことが多い方にぴったりです。
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仕事を探す
最後に、仕事を探します。
探し方は、次の2つです。
クラウドソーシングでは、応募から納品、支払いまでスムーズに行えます。副業初心者にもおすすめです。
求人サイトにも、WワークOKの求人がたくさん掲載されています。
応募する際には、ポートフォリオを作って営業しましょう。案件を獲得しやすくなります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
動画編集の副業は、今がはじめどきです。今後も需要が見込めるので、収入・スキルともにアップできます。
ただし、始める場合には、あなたのワークスタイルに悪影響をおよぼさないか見極めることも重要です。
動画編集は魅力的な仕事です。十分に納得した上で、副業を始めましょう!