「動画編集の案件がなかなか見つからない……おすすめのサイトがあったら知りたい!」
フリーの動画編集者であれば、できるだけ多くのサイトを知っておきたいものですよね。
今回は動画編集の案件が見つかるおすすめサイト8選をご紹介します。本記事を読むことで、自分のレベルにあったサイトがわかります。
各サイトのメリット・デメリットも解説しますので、ぜひお役立てください!
動画編集の案件が見つかるおすすめサイト8選
動画編集の案件が見つかるおすすめのサイトは、次の8つ。
- Lancers(ランサーズ)
- Crowd Works(クラウドワークス)
- ココナラ
- 比較ビズ
- ストアカ
- LOCUS(ローカス)
- Video Works(ビデオワークス)
- 新R25コンテンツクリエイターズ
ぴったりのサイトを見つけられれば、仕事がしやすくなります。依頼者とどのようにやり取りするかなども、あわせてご覧ください!
Lancers(ランサーズ)
Lancers(ランサーズ)はYouTube動画や結婚式の余興動画などを受注できる、クラウドソーシングサイトです。「動画編集」の案件数は80件あります(2021年5月30日現在)。
手数料は5%~20%(契約金額による)です。
Lancersのメリットは、次の2つ。
- 即日依頼もあるため即金性がある
- 契約締結から支払いまで一括して行えるため、初心者も受注しやすい
一方で次のデメリットもあります。
- 比較的単価が低い
- 発注者の顔が見えない
動画編集初心者であれば、実績作りとしても最適ですよ!
Crowd Works(クラウドワークス)
Crowd Works(クラウドワークス)はLancersと同様の機能が備わっているクラウドソーシングサイトです。「動画編集」の案件数は、433件あります(2021年5月30日現在)。
Lancersと比較した際のメリットは、次の2つです。
- 案件数が多く仕事が探しやすい
- 知名度がある
一方でLancers同様に、クラウドソーシングならではのデメリットがあります。
- 倍率が高くなるため、提案が通りにくい
- 悪質な発注者もいる
手数料は5%〜20%(契約金額による)です。
ココナラ
自分の強みをそのまま活かしたい方は、ココナラがおすすめ。ココナラはスキルを売り買いするマーケットです。
「動画の編集・加工」は8,296件もあります(2021年5月30日現在)。
クラウドソーシングと比較すると、メリットは多くあります。
- 売れ筋は2,000円~20,000円と比較的高い
- 出品者ページに動画を貼れるため、自分のスキルをアピールしやすい
- 自分の得意な分野(エンタメ系・ビジネス系など)に特化できる
デメリットは次の2つです。
- ライバルが多く、初めは受注が難しい
- 出品者ランクがわかりやすく表示されるため、評価が下がると売りづらくなる
手数料は、支払い額の22%となります。
比較ビズ
比較ビズは発注者と受注者のマッチングサイトです。大手企業や官公庁、フリーランスが受注者として登録しています。
比較ビズに登録後、専用の掲載ページに仕事内容や実績、対応地域などを設定。依頼がきたら、直接やり取りをして契約を結びます。
使用料金は、報酬にかかわらず一律月額15,180円です。
クラウドソーシングと比較すると、次のメリットがあります。
- 対面で話を進められるため、よりお客さまのニーズに沿った動画を提供できる
- 案件あたりの価格が高く、短時間で高収入を得やすい
「この効果音をもう少し大きくしてほしい」などの要望に応えられれば、リピーターにもつながります。
一方で大きな実績がないと案件獲得が難しくなることも。依頼者は経営者層が多いため、コミュニケーション能力も欠かせません。
資料請求後に同封の出展申込書を提出することで、登録できます。
ストアカ
ストアカは動画編集の講師としてノウハウを教えるプラットフォームです。
動画作成・動画編集の講座は548件もあります(2021年5月30日現在)。近年話題のサービスです。
手数料は集客方法や対面かオンラインかで異なります。自己集客の場合は、一律10%です。
ストアカのメリットは、次の2つ。
- サポートが充実しており「教える」ことに集中できる
- 単発・複数回だけではなく月額課金の講座も開けるため、継続的な収入になる
決算代行やzoomとの連携、アクセス分析、生徒の管理などができます。さらに講座の開設形式も選択可能です。
一方である程度名前が知られていないと、集客しにくくなります。SNSのフォロワーが多かったり、動画編集者としての実績が豊富だったりすれば、安定した収入につながります。
教えることが得意な方やわかりやすく伝えるスキルを身につけたい方は、ストアカを使ってみましょう。
LOCUS(ローカス)
LOCUS(ローカス)は商品・サービス紹介動画やセミナー動画まで幅広く提供する、動画制作会社です。
この会社のフリーランス映像クリエイターに応募することで、動画編集者として活躍できます。
LOCUSのメリットは、次の3つ。
- 大手企業の映像制作に携われる
- チームで取り組むため、コミュニケーション能力が身につく
- フリーランスクリエイター保障制度を利用できる
ほかのサービスとは異なり、個人での活動ではありません。将来ディレクターになりたい方にも、ぴったりです。
さらに、病気やケガになったときなどに見舞金が出る制度もあります。
一方でLOCUSでは、実績がないと応募できません。初心者の方は、LancersやCrowd Works、ココナラで自分の実績を積んでからの応募をおすすめします。
Video Works(ビデオワークス)
Video Works(ビデオワークス)は依頼者が掲載した内容に「動画編集者が応募する」タイプのサイトです。
メリットは次の2つです。
- 依頼内容や報酬のやり取りはVideo Worksが確認するため、安心できる
- 依頼金額は10万円代〜100万円代と高い
手数料は20%発生しますが、依頼金額はほかのサイトと比べても高くなります。
一方でVideo Worksで応募する場合、高度な動画編集スキルが必要です。およそ7,000人のクリエイターが登録しておりライバルも多くなります。
新R25コンテンツクリエイターズ
新R25とは、若者むけにビジネスやお金、恋愛などの最新情報を発信しているサービスです。
先日新R25は、企業の動画コンテンツ制作案件の担当者「新R25コンテンツクリエイターズ」を募集し始めました。
企業との打ち合わせやスケジュール管理、企画立案、撮影、動画編集まで幅広く担当できる「動画ディレクター」を探しています。
メリットは次の3つ。
- 無料で利用できる
- 動画ができあがるまでを担当するため、さまざまなスキルが身につく
- 中長期的な収入となる
なお応募には、動画コンテンツ制作業務を1年以上経験していることが必須です。「動画編集のみ」に集中したい方はほかのサイトをおすすめします。
動画編集の案件獲得までにすべきこと3つ
動画編集の案件獲得までに、次の3つを実践してみましょう。
- プロフィール・ポートフォリオを見直す
- 提案文を工夫する
- 得意分野やスキルを増やす
上2つは基本中のキホンです。ただできていないクリエイターの方もいます。動画編集を長く行なっている方も、今一度確認しましょう。
プロフィール・ポートフォリオを見直す
1つ目は、プロフィールやポートフォリオを見直すこと。依頼者は提案文のほかに、プロフィールとポートフォリオを見て判断します。
次の2つを、詳しくまとめましょう。
- できること(◯分の素材であれば◯分でカット編集できる)
- 実績(YouTubeのチャンネル登録者数を◯人伸ばした)
さらに「ご覧いただきありがとうございます」や「ご依頼をお待ちしております」と、ひとこと加えて丁寧さをアピールしましょう。
ポートフォリオの作り方については詳しくはこちらの記事を見てください。
提案文を工夫する
提案文の工夫も欠かせません。とくに倍率が高ければ、他とは違う提案文にする必要があります。
その方法は、応募する動画内容に合わせた動画を一から作成することです。
YouTube動画やウェディングムービーなど、募集要項に書いてある内容をできる限り反映させましょう。時間は1分と短くても問題ありません。
得意分野やスキルを増やす
得意分野やスキルを増やしていく努力も必要です。
LOCUSや新R25コンテンツクリエイターズのように、動画編集以外のスキルが求められる場合、できることが多いほうが採用されやすいもの。
具体的には、動画編集の段階で次のことを行いましょう。
- 多くのジャンルを経験する
- ディレクターがどのようにコミュニケーションを取っているのか、などを観察する

まとめ
自分にあったサイトが見つかれば、活躍の場が広がります。
今回ご紹介したサイトのなかには、上級者むけのサイトもあります。動画編集を始めたばかりの方であれば、そこでの仕事獲得を目的にして実績を積むのも良いでしょう。
また中級者や上級者であれば、第三者にプロフィールや提案文を確認してもらうのも、おすすめです。

