Webライティングを行うにあたって、説得力のある文章を書くことは読者を多く獲得するためにも重要なことです。
でも、説得力のある文章の書き方と言われても、ピンときませんよね。
どのような文章が説得力のある文章なのでしょうか?
今回は以下の3点について詳しく見ていきたいと思います。
- 説得力に欠ける文章の特徴
- 文章に説得力を持たせるにはどうすればいいのか
- 説得力のある記事に欠かせない『PREP法』について
説得力のある文章を意識することによって、よりクライアントに喜ばれる記事が書くことができますよ!
この記事では説得力のある文章の書き方について学んでいきましょう。
説得力のない文章の特徴
説得力のある文章の書き方の前に、まずは説得力に欠ける文章の特徴を見てみましょう。
根拠がなかったり薄かったりする
1つ目は根拠がない、もしくは薄い文章です。
何かの事柄を紹介するのに、根拠は必須となります。その根拠がそもそも書かれてなかったり、薄かったりするとどうでしょうか?
記事自体の信ぴょう性を疑ってしまいますよね。根拠がしっかりしているかどうかは、記事やサイト自体の信頼にも影響していきます。
根拠が客観的じゃない
根拠が客観的ではない場合も、説得力には欠けてしまいますね。
自分の感想だけを書いていても、読者には響かない可能性が高いということです。
特に「私はこう感じたんだから、絶対こう!」といった感情的な内容は、言いくるめられている印象が出てきます。
結果として、自分1人だけの主観のみでは根拠としては弱すぎるというわけなんですね。
文章から自信のなさが溢れている
文章全体を通して、自信のなさが溢れている時も説得力に欠けてしまいますよ。
実際対面で話す時も、目を合わせずボソボソ言うより、目を見てはきはき説明してくれる人の方がいいですよね。
Webライティングにおいてもそれは同じことが言えます。
何か説明する文章の場合に「~だと思います」「~のようです」と多用されていると、どうでしょうか?
本当にその通りなのかな?と心配になりますよね。
それよりも「この商品は~です!」「~という結果が出ています」と言い切っている方が信頼できますよね!
もちろん、言い切るからには根拠は必要になってきますが。
文章の説得力は文章の書き方に大きく左右されるので、まずはそこを意識することが大切です。
説得力のある文章にするには?
それでは続いて説得力のある文章にするにはどうすればいいのかを見てみましょう。
結論をはっきりさせる
まずは結論をはっきりさせるということです。
読者は答えを求めて記事を見ています。その答えが得られないとなると、記事自体が閲覧されなくなってしまいます。
読者に読んでもらえる記事づくりのためにも、結論をはっきりとさせるようにしましょう。
結論を先に書く
続いては結論を先に書くということ。文章は必ずしも起承転結で書く必要はありません。
結論が先に分かっていることで、読者は安心して記事の続きを読むことができるようになりますよ。
具体的な数値を書く
データがある場合は、具体的な数値を書くようにしましょう。具体的な数値が挙げられることで、説得力は急激に増します。
元のデータの提供がある時は、そちらを使用しましょう。それがなく、どうしても具体的な数値をあげたいときは、アンケートを取ってみるといいですよ!
客観的な根拠をあげる
続いては客観的な根拠をあげることです。自分の感じた感想だけでは弱いですからね。
商品を紹介する場合であれば「この成分はこんな効果がある」などといった根拠があげられますね。
1つだけでも悪くはないですが、3つ程度あげられるとより説得力が出てきますよ。
第3者の声を掲載する
自分の感想だけでなく、第3者の声も掲載するのも説得力が増すポイントです。
感じ方は人それぞれなので、口コミなどを掲載することで説得力がグッとアップします。
その根拠に繋がる画像等も、第3者のものも用意できるといいですね!視覚から得られる情報は多いので、画像も立派な情報源となります。
口コミや画像は多いほど、説得力のある記事の作成に繋がりますよ。
文章全体をしっかり整理する
文章全体が整理されているかどうかも、説得力に影響してきます。
情報があっちこっちにいっていると、結局何が言いたいのか分からない記事になってしまいますよね。
結果が分からない記事を読んでも、読者はもやもやするだけになってしまうでしょう。
文章の道筋をしっかり立てて、伝えたいことがしっかり伝わる記事作りを行うことが大切です。
読者の関心を理解する
記事の作成を行う前に、読者の関心を理解しておくことも重要です。
論点がずれていては「そういうことじゃない」「惜しい」と思われる記事になってしまいがちなんですね。
この情報を調べる読者は何を求めているのか?ということをまずは考えてみましょう。
読者の関心が寄せられる記事は、説得力もある良質な記事と言って間違いないでしょう!
PREP法とは?
最後に、PREP法という文章の作成方法をご紹介していきます。
非常に使いやすく、説得力も出せる手法なので、是非覚えていってくださいね。
PREP法ってどんな手法?
まずはPREP法がどのような手法なのかを見てみましょう。
PREPというのは、以下のの頭文字を取ったものです。
- Point(結論・要点)
- Reason(理由)
- Example(事例・具体例)
- Point(結論・要点)
この順番で書いていくことで、説得力のある文章が書けるんですよ。
論文などもこの順番で書かれていますよね。それは、PREP法が最も論理的に分かりやすく伝えられる手法だからなんです。
PREP法はどんな時に使えばいい?
PREP法は何かを説明する時に有効です。
それぞれの要素は、相手を納得させるために大切な情報になります。また、最初に結論を伝えておくことで、読者はイメージをしやすくなるんですね。
結論を提示しておけば「この記事には自分の知りたい情報がある」と認識してもらうことができるんです。
急いでいる相手に伝えやすいのも、PREP法のメリットですよね。
PREP法を使った例
実際にPREP法を使用した例を見てみましょう。今回はダイエットサプリについて説明してみたいと思います。
このサプリメントを飲むと、痩せやすい体をつくることができます。(P)
なぜなら、ダイエットに欠かせない成分がたっぷり含まれているからです。(R)
例えば、Aといった身体の代謝を上げる成分などです。(E)
以上の理由から、この商品を飲むことで痩せやすい体づくりができます。(R)
実際はもっと具体的に書いていきますが、ざっくりした流れでは上記のようになります。
最初に結論が書いてあることによって、「ダイエットサプリについての解説」という前提で読むことができますよね。
また、それぞれの要素がかなり分かりやすく端的に説明されていて、説得力もあると思います。
根拠がしっかりしているので、納得してしまいますよね。
PREP法は非常に便利な手法で、様々な記事に使えます。
慣れるまでは難しく感じるかと思いますが、記事作りの参考にしてくださいね。
まとめ
今回は説得力のある文章の書き方をご紹介しました。
説得力のある記事を書くためには
- 結論をはっきりさせる
- 結論を先に書く
- 具体的な数値を書く
- 客観的な根拠をあげる
- 第3者の声がある
- 文章全体をしっかり整理する
- 読者の関心を理解する
といった、様々な方法があります。
中でも結論を先に書くPREP法は、何かを説明する時に必須とも言える手法です。
この手法をマスターするだけでも、グッと説得力のある文章が書けるようになりますよ。
まずは記事を書くときにPREP法を意識してみて下さいね。
オンラインビジネスラボでは、4月からWebライターコースを開講しました。
Webライター初心者の方がライティングの仕事ができるようサポートします。
ご興味がある方は、ぜひ無料ライン登録をしてみてください!