「ブログを始めよう!」と思い立っても、いざ書こうと思うと「どうやって書いたら良いのか分からない」と悩んでしまいますよね?
これは文章を書くのに慣れていないと言うより、ブログ記事の構成に慣れていないのが原因だと言えます。
そこでこの記事では、ブログ記事の構成を作る簡単3ステップや、初心者の方でもそのまま真似できるテンプレをご紹介します。
構成の作り方を知るだけで、読者からも読みやすいブログ記事が作れるようになりますので、ブログ初心者の方はぜひフォーマットを活用してください!
ブログ記事執筆に構成は必要不可欠
ブログ記事を書くにあたり、構成は絶対に欠かせません。まずはブログ記事でなぜ構成が大切なのか、その必要性を理解しておきましょう。
【ブログ記事の構成】大切な理由は質を高めるため
ブログ初心者の方には「ブログは書きたいことを書くもの」、「とりあえず思ったことから書いていけば良い」と考える方もいるでしょう。
しかし、こうした記事は読者目線を無視したもので、記事としての質は低いと言わざるを得ません。
ブログ執筆前に構成を作ることで、記事全体として読者の悩みを解決しているか、記事として価値があるかなどを確認することができます。
構成を作るメリットとしては、主に下記のような点が挙げられます。
- 最初から最後まで立場が一貫しているか
- 情報に過不足はないか
- 情報の順番は分かりやすいか
こうしたポイントさえ押さえておけば、記事としてブレることもありません。
初めのうちは構成を作るのに時間がかかりますが、構成さえ作れば文章を書くのは決して難しくないでしょう。
【ブログ記事の構成】コツは読者を絞ること
ブログ記事の構成を考える際は、読者を具体的にイメージして絞り込むことが大切です。
言い換えれば、「万人受けする記事ではなく1人に刺さる記事」を目指すことが大切だと言えます。
初めのうちは過去の自分や友人をイメージして、相手がどのような疑問を持つか、どのようにしたら悩みが解決できるのかを考えて構成を考えると効果的でしょう。
ブログ記事の構成に必要な3つの準備
構成の作り方をご紹介する前に、まずは必要な準備を3つ解説しましょう。いずれもブログだけでなくWEBライティングにおいても欠かせないステップだと言えます。
- キーワードを決める
- 検索意図を考える
- ペルソナを設定する
キーワードは場合によってクライアントから指定されることもありますが、検索意図やペルソナはライター自身が考えなくてはなりません。1つずつポイントを解説していきましょう。
準備 1:キーワードを決める
ブログ記事を書く際は、必ずキーワードを決めてから執筆します。キーワードを考えずに記事を書いてしまうと、読者目線で記事が価値を持つことはほとんどありません。
『ラッコキーワード』など無料のキーワードリサーチツールを使い、どのようなキーワードが需要があるか、検索ボリュームなどと併せてチェックして下さい。
準備 2:検索意図を考える
キーワードを決めたら、まずは検索意図を考えてみましょう。検索者がなぜそのキーワードを検索してのかを考えることで、読者が抱えている悩みを見出すことができます。
キーワードから悩みを見出し、その悩みを解決する情報を提供してこそ、記事として価値があると言えます。
特に検索上位に表示されている記事を読み込み、どのような検索意図があるかを洗い出してみてください。
準備 3:ペルソナを設定する
検索意図がある程度分かったら、最後にペルソナを設定します。
「ペルソナ」とは記事を読む読者像のことであり、具体的に読者をイメージすることで、より読者に刺さる記事を作成することができます。
年齢や性別といった基本情報から、職業、住んでいる場所、休みの日の過ごし方など、できる限り細かくペルソナを設定するようにしてください。
ブログ記事を構成する3つの要素とテンプレ
準備が整ったら、いよいよブログ記事の構成を考えていきましょう。ブログ記事は大きく分けて以下の3つの要素に分類されます。
- 書き出し文
- 本文
- まとめ
それぞれ、ある程度決まりきったフォーマットがありますので、初心者の方はまずはフォーマットに沿って文章を書いてみてください。
構成 1:書き出し文
書き出し文は、読者が最初に目にするパート。
「記事にどのような内容が盛り込まれているか」、「この記事は読む価値があるか」といった指標になるため、記事を読んでもらえるかどうかの最初の分岐点になります。
書き出し文に盛り込むべき内容とテンプレとしては、以下の3つの要素が挙げられます。
- 読者の悩み:「~と悩んでいませんか?」
- 記事を読むことのメリット:「この記事を読むことで~ようになります。」
- 記事の要約:「この記事では~について紹介します。」
以上の3つを網羅すれば、記事の魅力を読者にコンパクトに伝えることできます。
筆者として実績などが増えてきたら、悩みを解決できる根拠や権威性を出すと、より説得力を持たせることもできるでしょう。
構成 2:本文
本文では、大見出し(H2)・中見出し(H3)・小見出し(H4)の順で情報を細分化していきます。
使用回数に制限はありませんが、あまりにもたくさんの情報を盛り込むと読者も読む気が無くなってしまうため、情報は取捨選択してください。
また、文章を書く際は結論を最初に持ってくることが肝心です。これはPREP法と呼ばれるテクニックで、下記の順番で書くことで読みやすい記事に仕上げることができます。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(結論)
意外と忘れがちなのが、Rの理由の部分。明確な理由がないと記事としての信憑性も損なわれてしまうため、実体験などできるだけ具体的な理由を添えるようにしましょう。
構成 3:まとめ
最後には、記事の内容を要約したまとめ段落を設定します。まとめ段落で盛り込むべき内容としては、主に以下の3つが挙げられます。
- 記事の要約:「~について説明しました。」
- 読者の悩み解決を再確認:「~という方も…ことが理解できたのではないでしょうか?」
- 次のステップへの後押し:「~(商品)を見てみてください」、「この記事も参考にしてください」
自分自身の商品やサービスを販売する際には、3つ目の「次のステップへの後押し」が非常に大切になってきます。
これはCTA(Call to Action)「行動喚起」と呼ばれるもので、読者を自然に誘導できるかどうかで売り上げが大きく変わってきます。
ブログの場合、個人の収益にも関わってくるため、極めて重要度の高いパートだと言えるでしょう。
構成なしでは良質なブログ記事は書けない
良質なブログ記事を書く上で、構成は欠かせません。逆を言えば、構成をしっかりと練りさえすれば、文章を書くことは決して難しくないのです。
初めのうちはどうやって記事を書いたら良いか悩んでしまうものですが、この記事でご紹介した3ステップとテンプレを真似すれば、初心者の方でも簡単にブログ記事を書くことができます。
ぜひフォーマットを身に付けて、ご自身のブログの第一歩をスタートさせてくださいね!
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