SEO対策の一環として挙げられることの多い「メタディスクリプション」。
しかし、ライティングに慣れていない方だと
- そもそもメタディスクリプションってなに?
- SEOに効果はあるの?
- 何を書いたら良い?
などと悩んでしまうことも多いでしょう。
そこでこの記事では、メタディスクリプションとは何かを解説したうえで、SEOにもたらす効果や具体的な書き方を詳しく解説します。
メタディスクリプションは記事の顔にもなりえる重要なパート。
読者に魅力的な内容を盛り込むことで、記事のクリック率を上げることもできますので、ぜひ参考にして下さい!
SEO対策でよく聞く「メタディスクリプション」とは?
「メタディスクリプション」と言われても、ライティング初心者だとピンと来ない方がほとんどでしょう。
そこでまずはメタディスクリプションの概要について解説します。
メタディスクリプションは「説明文」
メタディスクリプションとは、検索ページ上で記事タイトルの下に表示される「説明文」のことを指します。
実際に何かを検索した際に、「説明文」にサッと目を通し、どの記事をクリックしようか決めている方も多いでしょう。
読者にとっては
- 記事を読む価値があるか
- 知りたい内容が書かれているか
- ∔αの情報があるか
などを判断する基準となるため、記事を書く上でメタディスクリプションを作成する重要性は極めて高いと考えることができます。
理想の文字数はスマホ・PCで異なる
メタディスクリプションは画面の表示の関係で、適切とされる文字数が決まっています。
- スマホ:50~70字程度
- PC:90~120字程度
PCならそれなりに情報を盛り込むことができますが、スマホ画面で表示されるのはたったの50~70文字。
限られた文字数でいかに魅力的にアピールできるかによって、記事のクリック率が大きく変動する可能性があるのです。
SEO対策にメタディスクリプションは意味ある?
記事を上位表示させるうえで欠かせないSEO対策ですが、メタディスクリプションは「間接的に」SEO効果を上げることができます。
いずれにしても作成することは非常に大切ですので、まずは具体的な効果を理解しておきましょう。
SEOに直接的な効果はない
結論から言うと、メタディスクリプションによって検索順位が上がるということは、基本的にありません。
これはGoogle側から公言されたこともあり、現在でもWEB業界には「メタディスクリプションにSEO効果はない」という定説が広く浸透しています。
そのため、記事の検索順位を上げるためにメタディスクリプションを書き直しても、基本的に意味のない行為と言えるでしょう。
読者を引き込むことでクリック率を上げる
「直接的なSEO効果がなければ、書いても意味がない」と感じる方もいるかもしれませんが、決して意味がないわけではありません。
言い換えれば、メタディスクリプションでは「間接的な」SEO効果を十分に期待することができるのです。
例えば、検索1位で「説明文」がよくわからない記事と、検索2位だけど「説明文」が分かりやすい記事があったら、後者をクリックする方が多いでしょう。
「説明文」を読むだけで悩みのほとんどが解決すれば、読者も確認のために記事をクリックすることができ、読者の満足度が上がることでSEO効果も相対的に上がると考えることができます。
設定しないリスクも
「メタディスクリプションは設定しなくて良い」という意見を信じていると、思わぬデメリットが生じる可能性もあります。
と言うのは、何も設定していないとGoogleが自動的に「説明文」を作成するため、自分が全く意図していなかった内容が記載される可能性があるためです。
残念ながら、メタディスクリプションは記載すれば必ず「説明文」に表記されるという保証はありません。
しかし、しっかりと読者の心をつかむ内容を盛り込めば、意図したものと全く関係ないことが表示されるというリスクを回避することもできるのです。
メタディスクリプションに盛り込むべき5つの内容
メタディスクリプションの重要性が分かっても、「具体的にどのような内容を盛り込めばよいの?」と困ってしまう方がほとんどでしょう。
そこでここでは、特に入れた方が良いとされる5つの要素を順に解説します。
- キーワード
- タイトルで除外した重要ワード
- 記事の概要
- 記事を読むベネフィット
- 読者の気を引く内容
これらを盛り込むことで、記事の内容をシンプルかつ明確に読者に伝えることができます。
ご自身なりのフォーマットを作っておくと、どの記事に応用することができ便利ですよ!
1 :キーワード
まず第一に、記事で検索上位を狙っているキーワードは外せないところ。
先述の通り、キーワードを盛り込むことで直接的なSEO効果を期待するはできません。
しかし、読者からすれば記事の内容を一目で判断することができ、「間接的」なSEO対策としても効果的でしょう。
2 :タイトルで除外した重要ワード
続いて、キーワードに関連したサジェストワードを盛り込むことも大切とされています。
サジェストワードとは、狙ったキーワードの補助的な役割を果たす単語のことで、タイトルや見出しに上手に盛り込むことで効果的なSEO対策になると言われています。
タイトルに盛り込めるサジェストワードには限りがありますので、タイトルに入れることのできなかったサジェストワードは、メタディスクリプションに自然に入れてあげると効果的です。
3 :記事の概要
「説明文」を見てクリックするかどうかを判断するユーザーが多いことから、記事の内容を簡潔に紹介することで必要不可欠です。
そのため、「~について解説します」などと、記事の概要が一目瞭然になるよう明記しておくと、読者にとってもメリットが大きいと言えるでしょう。
4 :記事を読むベネフィット
記事の概要だけでなく、記事を読むことで得られるベネフィットを記載しておくと、さらに読者のクリック率を高めることができます。
「ベネフィット」は「メリット」とはニュアンスが少し異なり、下記のように使い分ける必要があります。
- メリット:(記事の)特徴やアピールポイント
- ベネフィット:記事を読むことで
読者が享受できる恩恵もたらされる利益や未来
例えば、カメラの紹介記事を書く場合、「お得なカメラが分かる」は記事のメリットにすぎません。
一方、「カメラが〇〇円もお得になり、外食1回分お得に行ける」と書くとベネフィットになり、読者も具体的な将来像をイメージすることができるでしょう。
「この記事を読むことで、~」、「この記事を読めば、~」などの表現を使い、記事を読むこと得られるベネフィット、さらにその先にある将来像を読者にイメージしてもらうことがポイントなのです。
5 :読者の気を引く内容
文字数に余裕があれば、さらに読者の気を引く内容を盛り込みましょう。
例えば、下記のような文章が盛り込まれていれば、読者も「おっ」となり、クリックしてくれる可能性が高くなります。
- 「ここだけのお得な情報を紹介!」
- 「限定クーポンについても解説!」
- 「筆者の驚愕の体験を交えて~」
ただし、あまりにも誇張したり、読者の期待を裏切ってしまう内容を書くのはNG。
これは読者の離脱率を高めることにつながってしまい、SEO対策としても完全に逆効果です。す、
メタディスクリプションは記事の顔 | 間接的なSEO効果も
軽視されることの多いメタディスクリプションですが、読者に記事をアピールすることで「間接的」なSEO効果を期待することは十分に可能です。
メタディスクリプションはユーザーがクリックするかどうかを決める要因にもなる「記事の顔」。
ぜひこの記事を参考に書くべき内容を整理し、読者にとって魅力的なメタディスクリプションはを作成してください!
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