ブログの見出しを上手に使いこなせていますか?
見出しは読者の利便性を高めることはもちろん、SEO対策としても欠かせないステップの一つ。
なんとなく作成していると、せっかくの記事も上位表示されない可能性が高くなってしまいます。
そこでこの記事では、見出しの基本ルールを解説したうえで、SEO対策に効果的なコツを3つご紹介します。
見出しを上手に作成することで、記事の質が上がるというメリットも得られますので、ぜひこの機会に上手な見出しの作り方を身に付けましょう!
ブログの見出しとは?作り方の基本ルール
ブログ初心者の方だと、「見出し」と言われても上手く説明できない方が少なくないでしょう。
そこでまずは、見出しの種類や簡単な作り方を解説していきます。
見出しは記事の構成
そもそも「見出し」とは、記事内に設ける「段落」のようなもの。
ブログの記事は主に下記の4つから構成されています。
- タイトル
- リード文
- 本文
- まとめ
見出しが使われるのは、基本的に「3. 本文」がメイン。本文の内容を上手に段落分けすることによって、記事の内容を論理立てて分かりやすくする効果が期待できます。
ブログで使う見出しは主に4種類
ブログにおける見出しは、主に以下の4種類に分類されます。
- 見出し1(H1):タイトル
- 見出し2(H2):大見出し
- 見出し3(H3):中見出し
- 見出し4(H4):小見出し
見出しは英語のHeadの頭文字をとり、「H~」と表記されます。
細分化すると見出しが6種類以上に分けられることもありますが、基本的に上記の4つさえ覚えておけば問題ありません。
また、見出しは順番通りに使うことも鉄則です。
- 良い例:H2→H3→H4
- 悪い例:H2→H4
「H2→H4」のように、順番を無視して見出しを使用すると、検索エンジンに正しく認識してもらえません。
必ず順番を守り、段階的に使用するよう心がけてください。
初心者でも簡単 | 見出しの作り方
見出しの作り方は、非常に簡単!
ご自身が使用しているブログの種類に合わせ、下記のように見出しを作成することができます。
- ワードプレス:ビジュアルエディタの「段落」から
- はてなブログ:タイトル下の「見出し」タグから
- アメブロ:コードをHTML欄にコピペ
はてなブログは見出し3(H3)が大見出し、見出し4(H4)が中見出しと、1つずつ見出しがズレているのが難点。アメブロの場合も、自分でHTMLコードを設定する必要があります。
一方、ワードプレスなら「段落」から希望の見出し番号をクリックするだけ。
見出しは1記事につき何個も設定するものですが、ワードプレスならほとんど手間がかかりません。
ブログの見出しがもたらす3つの効果
続いて、ブログの見出しを設定することで得られる効果を3つご紹介します。
- 検索エンジンへの正しい情報伝達
- 知りたい情報がすぐに分かる
- 目次を自動生成できる
見出しは読者&検索エンジンの両方にとって大切なステップと言えます。
言い換えると、見出しの有無によって記事の評価は大きく変わりますので、ぜひ見出しの重要性を理解しておきましょう。
効果 1:検索エンジンへの正しい情報伝達
見出しを設定することで、検索エンジンのクローラーに記事の内容を正しく理解してもらうことができます。
例えばGoogleの場合、Google botと呼ばれるクローラーがインターネット上の新規記事を随時チェックし、独自の基準に基づいてランキングづけを行っています。
そのため、見出しを設定することで記事の内容を正確&明確にクローラーに伝達することができ、記事を上位表示できる可能性が高くなるのです。
効果 2:知りたい情報がすぐに分かる
一方、読者にとっては「知りたい情報がすぐに見つかる」というメリットがあります。
例えば皆さんが何か検索した場合、「知りたい情報が記事のどこに書いてあるのか分からない」と感じた経験もあるでしょう。
見出しを設定すれば読者に「この段落にはこんな内容が書いてますよ」と明示することができ、読者もスムーズに知りたい情報にたどり着けるのです。
効果 3:目次を自動生成できる
見出しを作成することで、記事に目次を自動生成できるというメリットもあります。
目次が記事に表示されれば、読者も知りたい情報に1クリックで飛ぶことができ、当然利便性もアップしますね。
場合によって目次作成のために設定を変更しなくてはならないケースもありますが、決して大きな手間ではありません。
目次の有無は記事の利便性に大きく影響しますので、ぜひ積極的に活用してください!
【見出しの作り方】SEO対策に効果的な3つのコツ
「いきなり見出しを作れと言われても、どうやって作ったら良いか分からない」と感じてしまう方も少なくないでしょう。
そこで最後に、見出しを作るうえで大切な3つのコツをご紹介します。
- 見出しだけで内容が分かるようにする
- キーワードを自然に含める
- サジェストワードを自然に含める
いずれもSEO対策としても効果的があると考えられていますので、ぜひ3つとも実践して上位表示を目指してください!
コツ 1:見出しだけで内容が分かるようにする
分かりやすい記事の基準として、「見出しだけで記事の内容が分かる」ということが挙げられます。
タピオカミルクティーを例に、以下の2つを比較してみましょう。
【例1】
- タピオカミルクティーとは?
- タピオカミルクティーは日本でも飲める?
- タピオカミルクティーをアレンジしたい!
【例2】
- タピオカミルクティーは台湾発祥のドリンク
- タピオカミルクティーの人気店5選【日本国内】
- タピオカミルクティーがさらに美味しくなるアレンジ法3選
ほとんどの方が【例2】の方が具体的で分かりやすいと感じたのではないでしょうか?
【例1】は見出しの内容が漠然としており、読者からしても知りたい情報が載っているかいま一つ分かりません。
一方【例2】は、見出しに具体性があり、見出しを読むだけでも記事の内容がほぼ理解できますね。
実際に目次に表示された見出しで記事を判断する読者も多いため、見出しは具体的に分かりやすく作成することが必要不可欠だと言えます。
コツ 2:キーワードを自然に含める
狙ったキーワードを見出しに上手く盛り込めば、SEO的にも評価されやすいというメリットがあります。
そのため、見出し(H2)は必ず、できれば見出し3(H3)にもキーワードを入れた方が良いとされています。
ただし、ここで注意なのが「無理やりキーワードを入れない」ということ。
キーワードを入れようとするあまり不自然な見出しになってしまうと、読者にとっては「見出しが分かりづらい」となってしまいます。
当然、読者のページ離脱率が上がり、結果的にSEO評価を下げてしまうことになりますので、うまくキーワードがハマらない時には外した方が無難だと言えるでしょう。
コツ 3:サジェストワードを自然に含める
最後に、サジェストワードをキーワードに盛り込むことも大切です。
サジェストワードとは、キーワードを検索した時にGoogleに表示される「他のキーワード」のこと。
キーワードを検索した読者が他にどのようなことを知りたいかという目安になるため、サジェストワードを見出しに入れることで読者の潜在ニーズを満たすことができるのです。
ブログの見出しは執筆前に作ろう
見出しは、記事の骨組みにもなる大切なパート。
見出しを考えずに記事を書き始めると、内容があちこちに飛んで軸がブレてしまいます。
そのため、必ず記事を実際に書き始める前に、見出しを作成するよう徹底しましょう。
ぜひこの記事でご紹介した見出しの作り方を身につけ、読者&検索エンジンにとって分かりやすい記事を作成してくださいね!
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