こんにちは、週末WEBライター講師の山崎涼です。
「SEOのスキルを身に着けたいけど、何から始めたらいいかわからない」とお困りの方は多いのではないでしょうか?
SEO対策に関しては世の中に情報が溢れかえっているため、何が正しいのか混乱してしまいますよね。
そんな方は、まずロングテールSEOから着手してみるのがおすすめです。この記事ではロングテールSEOとは何か概要をまとめたうえで、ロングテールSEOのメリット・デメリットを解説します。
すぐに実践可能なロングテールキーワードの選び方もあわせて紹介しますので、ぜひSEOライティングの基本を身に着け、WEBライターとしてのスキルアップを図ってください!
ロングテールSEOとは?
ロングテールSEOとは、サイトやブログの立ち上げ初期に特に効果があるとされているSEO対策です。
まずはロングテールSEOとは何か、なぜ戦略として効果的なのかを解説しましょう。
SEO対策に効果的なロングテールキーワードとは?
ロングテールSEOとは、ロングテールキーワードを狙うことで検索上位を狙う戦略のことを指します。
2つ以上の単語を組み合わせたキーワードであることから「複合キーワード」と呼ばれることもあります。

戦略としてロングテールキーワードを狙う理由
ロングテールSEOが戦略として効果的な理由は、ずばり競合性の低さにあります。
例えば「SEO対策」をメインのキーワードにする場合、「SEO対策」単体でそのまま狙うには競合性が高く、上記表示を狙うのは簡単ではありません。
そこで「SEO対策 とは」、「SEO対策 やり方 初心者」のようにキーワードを組み合わせることで、競合サイトの数が圧倒的に減り、より上位表示できる可能性が高くなります。
特に立ち上げたばかりのドメインパワーが低いサイトにとっては、いきなりビッグキーワードを狙うのではなく、まずはロングテールキーワードから狙うのが鉄則といえるでしょう。

ロングテールキーワードのSEO的メリット
ロングテールキーワードを狙うことで、サイトにとっては主に3つのメリットが考えられます。
- ユーザーのニーズを絞りやすい
- 上位表示を狙いやすい
- 集客が安定しやすい
ロングテールキーワードはWEBライター初心者にとってもハードルが低いと言えますので、一つずつ確認してみましょう。
1.ユーザーのニーズを絞りやすい
ロングテールキーワードを狙う場合、ユーザーの検索意図が絞りやすいというメリットがあります。
例えば「SEO対策」と検索したユーザーは、SEO対策のやり方を知りたいのか、費用が知りたいのか、意味を知りたいのかなど、意図を完璧に予想することはできません。
一方で、ロングテールキーワードの「SEO対策 やり方 初心者」であれば、初心者がSEO対策のやり方を知りたいということが一目瞭然であり、より読者ニーズを満たした記事を書きやすくなります。
2.上位表示を狙いやすい
ロングテールキーワードは一つのメインキーワードに対してさらに細分化されるため、競合サイトの数が減る傾向にあります。
そのため、開設したばかりの新しいサイトであっても、比較的上位表示が狙いやすいと言えるでしょう。
しかし、ロングテールキーワードは、狙ってすぐに結果が出るというものではありません。
そもそもSEO対策の効果が出るのは最低でも2~3ヶ月はかかるため、焦りは禁物です。
3.集客が安定しやすい
ロングテールキーワードで上位表示を獲得できれば、集客が安定しやすいというメリットがあります。これは競合性が低いことから、検索順位の急激な低下が考えにくいためです。
検索順位は定期的なアップデートによって大きく左右しますが、キーワードが小さければ小さいほど順位変動の影響は受けにくいといえます。
そのため、ロングテールキーワードを少しずつ積み重ねていけば、長期的に安定した集客が実現できるでしょう。
ロングテールキーワードのSEO的デメリット
一方で、ロングテールキーワードを狙うデメリットも少なからず存在します。
- 戦略に基づいた計画性が必要
- 成果につながるまで時間がかかる
- 類似ページが多くなる
SEO対策は結果が反映されるまでに時間がかかりますので、できるだけ長い目で効果を判定するようにしましょう。
1.戦略に基づいた計画性が必要
ロングテールキーワードを狙う場合、最終的には複数記事を組み合わせることでビッグキーワードを狙えるようになります。
例えば、「SEO対策 とは」、「SEO対策 やり方 初心者」などのロングテールキーワードの記事を数多く作成すれば、後になって「SEO対策」というビッグキーワードを狙った記事で検索上位を狙える可能性は高くなります。
そのため、どのロングテールキーワードを狙うか、1つのメインキーワードに対していくつくらいまでロングテールキーワードを狙うかなど、長期的な戦略が欠かせません。
2.成果につながるまで時間がかかる
ロングテールキーワードを狙う場合は、検索上位に上がるまで最低でも2~3ヶ月、そのうえでビッグキーワードを狙うならさらに2~3ヶ月が必要になります。
そのため、記事を作成してすぐに効果が出始めるということはありません。
また、狙うキーワードや記事ジャンルによっては、すでにロングテールキーワードでも網羅されている可能性があります。
競合が多いジャンルであればあるほど、検索順位が上がるのにも長い時間がかかると言えるでしょう。
3.類似ページが多くなる
ロングテールキーワードは読者の検索意図がわかりやすい分、記事の内容がどうしても似やすいというデメリットがあります。
読者からするとどのページを見ても内容が一緒で、良し悪しの判断がつきにくいと言えるかもしれません。
そのため、記事を制作する上では、イラスト等を交えながらなるべくわかりやすくすることがポイントとなります。オリジナルコンテンツを追加し、他の記事との差別化を図るのも効果的でしょう。
SEOに効果のあるロングテールキーワードの選び方
ロングテールキーワードの選び方は、基本的なキーワードの選び方と変わりません。下記のようなツールを使用し、検索数や競合性を見極めることが基本となります。
- Googleサジェスト
- Google キーワードプランナー
- ラッコキーワード
特に初心者でもわかりやすいGoogleサジェストは、Googleの検索窓にキーワードを入れた時の予測検索候補のことです。
普段からインターネットを利用する方なら、一度は目にしたことがあるでしょう。
これら3つのサイトを活用しながらキーワードの月間検索数をチェックし、初めのうちは多くても10,000回以下のキーワードを選定するようにしましょう。
ロングテールSEOは継続が大事
ロングテールキーワードは立ち上げたばかりの新しいサイトにとっては最も効果的な方法ですが、すぐに効果が実感できるものではありません。
特に競合が多いジャンルであれば、ドメインパワーの違いからどうしても結果が出るまで時間がかかるものです。
そのため、初めのうちは結果に一喜一憂するのではなく、長期的な戦略に基づいて少しずつ記事数を積み重ねることが大切です。
適切なキーワードを選んで読者の検索意図を満たせば、いずれは必ず成果が実感できることでしょう。
ぜひこの記事を参考にロングテールSEOを取り入れ、サイトやブログを着実にビルドアップしてくださいね!
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