こんにちは、週末WEBライター講師の山崎涼です。
WEBライターの仕事をするにあたり、「執筆に想像以上の時間がかかって困っている」という方は多いのではないでしょうか?
確かに、記事執筆に慣れていないうちはどうしても時間がかかりがちですが、テクニックを駆使することで時間を短縮できる可能性は十分にあります。
この記事では、良質なWEBライティングをおこなうための5つのテクニック、執筆スピードを上げるための4つのテクニックをご紹介します。
「WEBライターとしての活動を始めてみたものの、思うようなスピード・質で仕事ができていない」とお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にスキルアップを図ってください!
「読んでもらう」記事を書くための5つのテクニック
どれだけ速く文章が書けても、記事としての質が保たれなければ意味がありません。そこでまずは、読者に読んでもらえる記事を書くための5つのテクニックを紹介します。
- 結論ファースト
- ベネフィットを提示する
- 根拠・数字を明示する
- オリジナリティを持たせる
- 読者が飽きない工夫をする
いずれもWEBライターとしては欠かせないスキルばかりです。自分が実践できているか考えながら、一つずつチェックして下さい。
1. 結論ファースト
WEBライティングにおいては、結論を最初に持ってくるのが原則です。
記事の読者は、1本の記事を初めから終わりまで丁寧に読んでくれることはほとんどありません。そのため、結論を後回しにすると「結局何が言いたいの?」となってしまい、ページから離脱することにつながります。
記事全体としてはもちろんのこと、各見出しレベルでもできるだけ結論は冒頭に述べるよう徹底しましょう。
【例文付き】PASONAの法則とは? ブログやLPで成果を出す文章術」
2. ベネフィットを提示する
読者に魅力的な記事を書くためには、メリットではなくベネフィットを提示することが大切です。ベネフィットとは読者が実際に得られる恩恵のことで、将来像をイメージしてもらうことを目的としています。
自動調理器を例に挙げると、材料を入れるだけで料理ができることがメリット、手間が省けて時間を自由に使えることがベネフィットととなります。
「Webライティングに必要なメリットとベネフィットの違いは?理解することで伝わる記事が書ける!」
3. 根拠・数字を明示する
記事の中で何かを説明する際は、できるだけ根拠や数字を明示するようにしましょう。
例えば「信頼と実績」と言われても、読者にはどのくらいの規模なのか全く伝わりません。「過去に10万人を治療した信頼と実績」などと書くだけでも、記事の信ぴょう性は大きく向上します。
4. オリジナリティを持たせる
読者を楽しませるという意味では、オリジナリティを盛り込むことも効果的です。筆者の体験談や、独自の観点を盛り込むだけでも、他の記事との差別化を図ることができます。
実際、オリジナリティはSEO対策としても重要と考えられています。記事の本題から脱線するのはNGですが、関連するエピソードなどがあれば参考程度に追記してみるのも良いかもしれません。
5. 読者が飽きない工夫をする
記事を楽しく読んでもらうためには、読者が飽きない工夫をすることも大切です。
例えば新聞や本のように文字だらけの記事だと、インターネットのユーザーからは離脱されてしまう可能性が高いといえます。図解や表を入れる、イメージ画像を入れるといった工夫だけでも、読者としての読みやすさは大幅に改善するでしょう。
「スマホで読みやすい記事が大切?スマホファーストを意識しよう!」

WEBライターが執筆を速くするための4つのテクニック
続いて、ライティングのスピードを上げるためのテクニックを4つご紹介します。
- 入力方法を考える
- 記事構成から考える
- 十分なリサーチをしてから書く
- 便利ツールを活用する
「いつも執筆に時間がかかってしまう」という人は、ぜひ4つのテクニックを取り入れてみてください。
1. 入力方法を考える
ライティングの工程において、最もスピードに関係するのがタイピングのスピードです。キーボードを打つのが遅いという人は、タイピング練習でブラインドタッチを習得するだけでも、執筆にかかる時間は削減できるでしょう。
どうしてもタイピングが苦手な人は、予測変換や音声入力を活用してみるのもおすすめです。
「Webライターにタイピング速度は必要ない?記事作成の早さとの関係を考えてみた!」
2. 記事構成から考える
ライティングにあたり「とりあえず文字を書き始める」という人は、構成を先に考えてから執筆することで時間を短縮できる可能性が高いといえます。
構成を考えずに執筆してしまうと、「次は何を書こうか」とその都度考える手間が生じてしまい、決して効率は良くありません。さらに書くうちにどんどん話がそれ、予想もしなかった結論に達してしまうというリスクも考えられます。
記事のコンセプトをしっかりと固めるためにも、必ず執筆前に構成を考えるようにしましょう。
「WEBライティングの効果的な練習方法3選!スキルアップに役立つ」
3. 十分なリサーチをしてから書く
構成が確定した後は、しっかりとリサーチしてから執筆することで、結果的に執筆時間を短くすることができます。
たとえばリサーチが不十分なまま執筆してしまうと、「何を書くんだっけ?」とわざわざリサーチに戻らなければなりません。先に一気にリサーチをして内容を頭の中で整理すれば、リサーチに戻ることなくスラスラと文章を書けるようになります。
「Webライティングは時間がかかる!?記事作成を早くするコツとは!」
4. 便利ツールを活用する
執筆スピードを最大限に速くするためには、便利ツールも欠かせません。中にはWEBライターにとって「定番」と言えるツールも多数存在します。
類義語検索ツールやキーワード検索ツールなどを活用すれば、執筆スピードだけでなく文章や記事の質も上げることができるでしょう。
「【無料】WEBライティングのおすすめツール7選!生産性アップの味方」
WEBライターのスキルアップにはセールスライティングもおすすめ
記事の質やスピードを改善するテクニックを身につけたら、さらにセールスライティングに挑戦するという方法もあります。セールスライティングは通常のライティングとは大きく性格が異なるため、まずはどのようなものか確認しましょう。
セールスライティングとは
セールスライティングを一言で説明すると、「(商品を)売るためのライティング」です。
企業のホームページはもちろん、個人ブログのアフィリエイトなどにも有効で、通常のライティングとは書き方も変わってきます。
とは言え、決まりきったフォーマットや法則を活用すれば、ライティング自体は決して難しくありません。記事単価も通常より大幅に上がるため、WEBライターとしての収益大幅アップにもつながるでしょう。
「セールスライティングとは?初心者でも活用できる基本の型と書き方」
セールスライティングのコツ
セールスライティングのコツとして特に効果的なのは、商品に「限定感」を持たせることです。
たとえばどれだけ魅力的な商品でも「後で買おう」、「〇〇に相談してから買おう」という方はとても多いでしょう。そこで「〇人限定!」、「〇日までの特別価格」と限定感を出すことで、買おうか迷っている消費者の背中を押すことができます。
「セールスライティングのコツ5選 | 売上&スキルアップに必要な理由」
WEBライターのスキル・テクニックに年齢は関係ない
「WEBライターになるならタイピング速くなきゃいけない」などと固定観念を持っている人は少なくありませんが、この記事でご紹介したテクニックを活用すれば、タイピングが早くなくても執筆スピードを改善することができます。
また、WEBライターは好きな場所で好きな時間に働くことができ、年齢も関係ありません。育児中の主婦や40代以上で転職をお考えの方も、ぜひ年齢やスキルにとらわれずにWEBライターに挑戦してくださいね。
「WEBライター未経験の主婦が子育てしながら副業は可能?育児と両立のコツ!」
「Webライターは40代や50代からでもなれる?年齢が関係ない理由とは!」
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