こんにちは、週末WEBライター講師の山崎涼です。
- 「WEBライターを始めたばかりだけど、ブログもやった方がいい?」
- 「WEBライターがブログをやるとどんなメリットがあるの?」
- 「どっちもやりたいけど、どっちから始めたらいいかわからない」
そんな悩みを解決できるよう、この記事ではWEBライターとブログの違い、WEBライターがブログを運営するメリット、迷ったらどっちから始めるべきかなどについて解説します。
結論から言うと、まずはWEBライターとして実績を積み、その後で余裕があればブログを両立するのがおすすめです。それぞれの収益化の流れについても解説しますので、WEBライターとブログの両方に興味があるか方はぜひ参考にしてください!
WEBライターとブログの違いは収益化のしやすさ
まず初めに、WEBライターとブログの決定的な違いを解説します。両者の最大の違いは、「すぐに収益化できるかどうか」です。
WEBライターはフロー型
WEBライターは、ブログに比べて収益化までのスピードが速いのが特徴です。1本書けばすぐに報酬がもらえ、それだけでもWEBライターとしての一歩を踏み出すことができます。
さらに経験を積んで文字単価が上がれば、WEBライターとしての収益もどんどん上がるでしょう。
しかし、見方を変えると、WEBライターの仕事は「フロー型」と言えます。つまり、一度収益を受け取れば、記事の著作権はクライアントに属することになり、長い目で見ると「自分の財産」とはなりません。
「Webライティングのペルソナの意味って?ブログを書く上で大切な理由とは!」
ブログはストック型
一方のブログは、収益化までの時間がかかりやすいのが特徴です。記事を1本書いただけではもちろん収益化は難しく、収益化するには最低でも100本必要と言われています。
しかしブログは「ストック型」のとしての性格を持ち、記事数が増えればそれだけ自分にとっての財産になります。将来的にアフィリエイトで稼ごうと思ったら、記事数が多いほど収益も増えやすいでしょう。
ただし、ただ記事を書けば良いということではなく、いい加減な記事を積み上げても稼げる可能性は低いといえます。しっかりと記事の書き方を学び、読者目線で記事を書くことが大切です。
「ブログは100記事書いたら稼げるって本当?継続するコツと3つのメリット」

初心者WEBライターがブログを運営する5つのメリット
「最近WEBライターを始めたばかり」という人は、WEBライターとしてのスキルを将来的にブログに活かすことができます。また、もし余裕があってWEBライターとブログを両立できれば、下記のようなメリットが得られます。
- WEBライティングのスキルが身につく
- SEOの知識が身につく
- WordPressのスキルが身につく
- 将来的に副収入を得られる
- WEBライターとして仕事を取りやすくなる
ブログを運営することは、WEBライターとしての実績を上げることにもつながります。それぞれのメリットを1つずつ確認しましょう。
1. WEBライティングのスキルが身につく
ブログの記事を増やし続ければ、それだけWEBライティングのスキルが身につくことになります。
事前にWEBライティングの知識をインプットし、実際にアウトプットするための場所としてブログを活用すれば、質の高い記事を書くスキルがどんどん磨きあがっていくでしょう。
「読まれるブログの書き方とは?9つの読みやすい記事になる工夫をしよう!」
2. SEOの知識が身につく
ブログ記事を上位表示させるために試行錯誤すれば、SEOの知識も必然的に身につきます。SEOライティングができるようになればWEBライターとしての単価も上がりやすく、将来的に高収入が見込めるでしょう。
「Webライティングに必要なメリットとベネフィットの違いは?理解することで伝わる記事が書ける!」
3. WordPressのスキルが身につく
ブログでWordPressを日常的に操作するようになれば、WordPressのスキルが簡単に身につきます。
WordPressの操作方法は基本的にどれも似ているため、直接クライアントのWordPress上で記事を作成できるようになるでしょう。
WEBライターの仕事ではWordPressのスキルがある人が優遇されることも多いため、WordPress未経験者に比べスキルの幅が広がることになります。
「説得力のある文章の書き方は?PREP法で論理的に説明する!」
4. 将来的に副収入を得られる
ブログの記事を継続して積み上げていけば、いずれはブログでも副収入が得られるようになります。WEBライターとしての収益にブログの副収入が追加されれば、経済的にもメリットは大きいでしょう。
ブログで生活費をまかなえるだけの収益を生めるようになれば、最終的にはWEBライターではなくブロガーとして生計を立てることも夢ではありません。
5. WEBライターとして仕事を取りやすくなる
WEBライターとして仕事に応募する際、自分のブログをポートフォリオとして提出すれば仕事を取りやすくなるというメリットがあります。
例えば自分がクライアントだとしたら、同じ初心者でブログをやっている人とやっていない人とでは、前者を採用したくなることでしょう。特に人気のある記事のURLを送れば、「こんな記事を書けますよ」とクライアントにアピールすることができます。
「WEBライター初心者にはブログがおすすめ!5つのメリットと簡単な始め方」
副業で稼ぐならWEBライターとブログどっち?
副業を始めるうえで「WEBライターとブログどっちがいいかな?」と悩んでいる方も少なくないでしょう。そこでここでは、両者の稼ぎ方の違いを比較します。
WEBライターで稼ぐ方法
WEBライターで稼ぐには、まずはクラウドソーシングに登録してみることから始まります。クラウドワークスやランサーズなど、有名なクラウドソーシングに登録してみましょう。
WEBライティングで公募されている案件に応募して採用されれば、それだけでWEBライターとして副業収益を生むことができます。最初は文字単価1.0円を目安に経験を積み、徐々にスキルアップをして文字単価を上げていきましょう。
「クラウドソーシングとは? 初心者が副業で稼ぐステップをわかりやすく解説」
ブログで稼ぐ方法
ブログで稼ぐには、まずは記事数を積み重ねることです。目安となる100記事まで、できれば1日1記事更新を目指してください。
ただし、やみくもに質の低い記事を量産しても、ブログでは稼げるようにはなりません。まずは土台となるライティングスキルやSEOのスキルを学び、学んだ内容をブログで実践していくと徐々に効果が表れるでしょう。
WEBライターもブログも一緒!伝わりやすい記事の書き方
読者に伝わりやすい記事を書く手順は、WEBライターもブログも基本的に変わりません。主なステップに分けると、それぞれのポイントは下記の通りです。
【タイトル】
タイトルは記事の顔とも言える大切なパートです。記事の概要を伝えるだけでなく、読者が思わずクリックしたくなるようなインパクトを重視しましょう。
「クリックされやすいブログタイトルの付け方は?11個のコツを紹介!」
【書き出し(リード文)】
書き出しでは、読者の悩みに共感しつつ、「読む価値がありそう」と感じてもらうことが大切です。基本的なフォーマットを真似すれば、初心者でも上手なリード文を作るのは決して難しくありません。
「ブログの書き出しを考えるコツはある?冒頭文に入れるべき要素をまとめてみた!」
【構成(見出し)】
構成は本文の骨格となる重要なパートです。SEOの知識を活用しながら、キーワードやサジェストワードを上手に分散させましょう。
「ブログの見出しとは?正しい作り方とSEO対策に効果的な3つのコツ」
【本文】
一番のメインとなる本文は、結論を最初に持ってくる、読者目線で書くといったことが重要となります。ダラダラと長い文章を書くのではなく、簡潔でわかりやすい文章を心がけてください。
「ブログ記事の文字数は何文字が最適?【無関係とはいえ多い方が有利】」
【画像】
記事の読みやすさを向上させるためには、画像も大切です。特に記事のトップに表示されるアイキャッチ画像は、読者に視覚的に訴えることができ、アクセスの善し悪しにも直結します。
「アイキャッチ画像とは?初心者でも簡単な作り方を3ステップで解説」
以上の項目をこなして記事数を増やしていけば、将来的にアクセス数も伸びることでしょう。2、3ヶ月経ってもアクセス数が伸びない場合は、原因を追究したうえでリライトを重ねていくことが必要不可欠です。
「ブログのアクセス数が伸びない5つの原因とは?収入の目安も解説」
WEBライターはブログとの両立がおすすめ
WEBライターとブログは一見別の仕事のように思えますが、「分かりやすい文章を作成し価値を提供する」という意味では、どちらも共通しています。
WEBライターを始めたばかりの人は、ブログを始めることで得られるメリットも少なからず存在します。とは言え、やはり収益を安定させるためにはWEBライターの方が優先度が高いので、まずはWEBライターとしてのスキルを積み、余裕があれば無理のない範囲でブログを続けていきましょう。
「ブログ記事の構成を作る3ステップ&テンプレ【初心者でも簡単】」
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